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リモートワークの中、1年間の社内ラジオを通じて見えてきたもの

※このエントリーは、トレタのアドベントカレンダー2021に参加しています。

トレタで広報・PR室にて社内広報などを担当している中山のりおです!長年ブロガーやライターとして外向けの情報発信を担ってきましたが、トレタでは社内向け情報発信を担当することになり、この1年は試行錯誤の連続でした。そんな中でも最も力を入れた企画のひとつ「社内ラジオ」こと「週刊ひとし」という番組について、振り返ってみたいと思います!

代表の名前をもつラジオ番組「週刊ひとし」

この番組「週刊ひとし」の「ひとし」とは、トレタの代表取締役でもある「中村仁(なかむらひとし)」のことです。なぜ代表の名前が番組になっているのか、というひとつの大きな理由は「経営層の意図が社員に届きにくくなっている」という社内課題解決のためです。

そもそもトレタでは、月に1回の全社MTG(1年前当時。現在は週1)や、期ごとの全社MTGなどで都度経営陣から(もちろん代表である中村からも)会社の戦略や方針、未来の姿についての話をしていました。しかし社内からは「経営陣の考えが伝わってこない」というフィードバックが寄せられていました。伝えているはずなのに足りないという感想がもたらされる…ということは、シンプルに頻度や手段に改善の余地があるのかもしれないと考えました。

そこでまず試そうと考えたのは、中村を含む経営陣からの、より頻繁かつインタラクティブな情報発信です。検討の結果、全社MTG時のように一方的に話をするのではなく、社員を代表した質問者がいて、その人間と質問などのやりとりをしながら放送する企画をやってみよう!というアイデアを実施することに。となると、担当となった僕の脳裏に浮かぶのは学生時代からずっと聞き続けてきた「ラジオ番組」の形態しかありません。

ということで、中村を中心とした役員からのメッセージを継続的に発信していく!という覚悟を表現するため、番組に代表の名前を付け、ちょうど1年前の2020年10月よりスタートしたのがこの社内ラジオ「週刊ひとし」だったわけです。

番組の形態を決める

さて、ラジオ番組をやることが決定した後は、放送・収録の形態と、その放送時間を確定させる必要がありました。

まず決めたのが、なるべく多くの人に生放送を聞いてもらえそうな時間帯の選択です。そもそもトレタは飲食店さん向けのサービスであることを逆手にとって、その飲食店さんと最も連絡を取らないであろう時間帯(つまり社員の空きがあるであろうタイミング)に放送することを考えました。検討の結果、それはランチタイムである12時半〜13時の30分となりました。

続いて放送・収録の形態ですが、基本的に聞いて欲しいのは生放送、しかし都合が悪い人には録音データも提供したい!となりまして、本放送である毎週水曜日の12時半〜13時はライブ感を楽しんでもらう公開生放送で録音を行い、その後は自由な時間で録音を聞いてもらう仕組みにしました。

番組では、かけあいが発生しやすいよう3人のメインパーソナリティを設定しました。1人はタイトルにもある通り、代表の中村。ひとりは企画責任者でもある僕。最後の1人は番組の聴きやすさや視点などの多様性を得るため、女性社員にお願いしてレギュラーとして参加してもらうことになりました。

公開生収録を1年間続けてみる

という感じではじまったラジオですが、本当に大変なのは継続させることです。1年間続けるということは、約50週にわたり毎週の企画を作り、台本を立て、代表である中村とともにモデレーターである私たちや、ゲストの予定を確保して、事故無く放送し続けるということでもあります。やる前からわかっていたことではありますが、やはりこれを続けるのは相当に大変で、1年間の間には何度も「綱渡り」になったことがありました。

とはいえ、中村やゲスト達からの「伝えたい」という想いが強くアシストしてくれたこともあり、大きな事故無くこれまで続けてくることができました。アンケートによれば実に社員の半数以上がほぼ毎回のラジオを聞いてくれており、「定着した」と言っても過言では無いのかな、というのが現在の状況です。

見えてきたのは「続けることの重要性」

そんな1年間で見えてきたのは「続けることの重要性」でした。1年間ほぼ休まず続けてきたことにより、まず「経営陣からのメッセージが発せられる場所」として確立することができたのです。これは、実際に社内アンケートからも「経営陣からのメッセージが届いている」といった項目の改善に繋がり、成果を感じ取ることができました。

これは、ただ一方的に話す演説型ではなくて、誰かとやりとりをしながら内容を伝えていく、そんなラジオ的方式を取ったのは正解だったかな?と思えるような結果でもありました。

さらに、この社内ラジオを通じて情報発信がしたい、という社員の発生にもつながりました。例えば新しいサービスや制度が生まれたとき、それをクローズアップした番組を企画することで、主題の裏にひそむ熱い思いやこれまでの歴史などを紐解くことができました。また、普段は表に出てこないような、縁の下の力持ち的業務をクローズアップすることもできました。継続による信用から「それ(週刊ひとし)なら出ても良いかな」と言ってもらえたことはとても嬉しかったですね。

そんな結果を生んだのは、やはり「1年間継続してきた」という事実があったからこそ、だと思っています。継続が信頼を生み、信頼が番組への積極的な関与や協力を呼び、より魅力的な番組へと進化し続ける後押しになってくれました。継続が最も大変なハードルですが、継続こそが番組をより良くするための最も重要なファクターでもあったわけですね。

さらに副次的な効果ですが、昨年の2月にリモート環境下で入社した僕にとっては、ラジオでその存在を認識してくれた社員が多く発生したことにより、その後の仕事がしやすくなる…というものがありました。この結果を経て、新入社員にはより積極的にラジオへと出演してもらうことになりました。

社内ラジオのススメ

ということで、社内ラジオは無事に2年目を迎えることが出来ています。社内からのフィードバックのとり方や、よりインタラクティブ感を持たせるための仕組み、なるべく生放送を聞いてもらう仕組みなど、まだまだ手を付けたいことはたくさんありますが、これは企画がうまくいってる証拠でもあって、ある意味嬉しい悲鳴ですね。

もしいまリモートワークが中心となったことで、社内のコミュニケーションに課題を感じている会社さんがありましたら、この社内ラジオというのは、社内のリソースだけで、下手をすれば数日後から始められるような手軽な企画になっていますから、ぜひ試してみていただきたい企画です。ポッドキャストが受け入れられているように、音声だけの番組は聞く側の負担も少ないですし、なにより「ながら」スタイルでも試聴してもらえるため、試聴数を上げるためには絶好の仕組みです。

必要なのは続ける覚悟と、きっちりと放送時間を守る実行力のみ。あとは自分が興味のある企画やゲストを呼ぶことさえできれば、番組のほうが自然にまわってくれます

僕の夢としては、社内だけに留まらない、企業間で実施できるようなラジオを考えています。もしこの記事を読んで社内ラジオを始めた方や、既に実施されている方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけください。そしてコラボレーションを検討させてください!

トレタではいっしょに働く仲間も募集中です!ぜひ入社して「週刊ひとし」にご出演ください!

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