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働く場所に自由を。地方在住勤務制度を導入しました!

こんにちは。トレタ採用担当の金子です。

トレタでは7月からフルリモート社員の採用も積極的に行なっていますが、この度、既存の社員も地方在住勤務ができるように就業規則の見直しを行いました。

地方在住勤務制度概要

対象者

1都6県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)以外の居住地で就業する人

資格

業務に差し支えがないと認められる人、リモートワーク可能な要件に当てはまる人
(1) 家族等の理解を得て、リモートワークを希望する者
(2) リモートワーク時の執務環境、セキュリティ環境、通信環境がいずれも会社が定める基準を満たす者。

今回の地方在住勤務制度の導入をきっかけに、今後さらに働き方の多様性を尊重していきたいと考えています。

インタビュー

実は、いち早く鹿児島で地方移住勤務を始めているメンバーがいます。実際に地方在住でどのように働いているのか聞いてみました。

海辺の仕事場3

足立 崇/データソリューション担当

京都府出身。鹿児島出身の妻と小学生の息子が2人いる。
新卒から10年間、医療系SEとしてキャリアを重ねたのち、30代半ばで、飲食業界に転向。8年間、飲食店の厨房やバックオフィスで働きながら、IT分野の経験を活かして業務効率化等に取り組んだ後、2018年11月トレタに入社。

自然の力が強い鹿児島で子育てをしたかった

ー移住をしたきっかけはなんだったのでしょうか?

新卒で就職してから20年近く関東圏で生活していたのですが、元々地方出身だったということもあり、10年前くらいから鹿児島に移住したいという思いがありました。

鹿児島には台風が海から直接上陸するので勢いも強く、また桜島が近いこともあり、風向きによっては火山灰も降ってきます。その上で、それら自然環境の備えにも力を入れているので、台風などが来ても大きな災害が出にくいよう長年の積み重ねがなされている土地だと感じます。

南国のイメージ通り夏は暑く、冬は雪も降るほど寒くなります。加えて春と秋が比較的短いので季節のメリハリがはっきりしています。
この自然の力が強く感じられる環境が私にとっては非常に魅力的で、この環境で子育てをしたいと思い、移住を決めました。

東京の会社に所属しつつ南九州の足掛かりとなれる仕事を探していて、トレタに入社する前から面接でも近々、鹿児島に移住したいことを伝えていました。

垂水側桜島

移住後に気づいた、充実した自治体や地域のサポート

ー移住によるメリットはなにかありましたか?
快適になったのは、東京ほど人が密集していないことです。緊急事態宣言の期間も神経質にならずに過ごすことができました。

仕事の面では、働き方の選択肢やチャンスを自治体が積極的に増やしている印象です。

例えば、鹿児島市役所の前にmark MEIZANというコワーキングスペースがあるのですが、登録さえすれば、無料で使うことができます。イベントなども頻繁に行われているので、IT企業の知人も作ることもできました。

また、鹿児島大学との産官学連携プロジェクトに参加するチャンスがあったり、大学の研究について知る機会もあります。

東京より情報量が減って混雑が少なくなったからか、移住してからのほうが、自治体や地域のサポートが厚いように感じています。

城山展望台w息子

鹿児島が自分に合っている環境だと気づいた

ー生活で変わったことはありますか?

鹿児島移住後、東京に行った時に人に酔って体調が悪くなったことがあります。東京に住んでいた時は気づかなかっただけで自分にとっては実はストレスフルな環境だったのかもしれません。

今は鹿児島の生活が合っていると感じています。
子供と運動したり自然に触れる機会も増え、生活は健康的になりましたね。自転車ですぐ海に行けるので、桜島を見ながら仕事をすることもあります。
近所に10箇所近くある銭湯が、基本的に天然温泉で、安価に利用できるのも贅沢な環境だと思ってます。

欲しいものがECサイトで購入できるのは変わりませんし、必要な時は車でどこにでも行けるので、利便性の良し悪しでいうと東京に住んでいた頃とあまり変わりません。

また、妻の実家がそばにあるので子育てのサポートをお願いすることができたり、ご近所との物々交換で食材をいただくことも多いので、生活に余裕が生まれました。

息子と足湯

実際に体験できること、肌で感じる情報に違いがある

ー仕事をする上で気をつけていることはありますか?

現在9割の社員はリモート勤務しており、働く環境は他の社員とあまり変わらないと思います。移住によって変わったことは、例えば体験できることや肌で感じる情報でしょうか。

東京に居たときには最先端の食の情報を肌で感じ、お店に伺うことで実際に体験することができました。

鹿児島に移ってからは、東京の価値観や新しい情報をキャッチするために朝の朝礼で同僚から情報をインプットしたり、自身で調べたりするようにしています。東京に行けるようになったら、月に1度は東京へ行き、最先端のお店や注目されているお店に実際に伺ってみたいと思っています。

鹿児島には2020年の夏になって初めてUberEatsや出前館などのデリバリーサービスが参入を開始したり、withコロナの生活においても個人飲食店さんが多くの常連さんに支えられていたりと、ニーズや価値観の違いが地域によってあると気づきました。

これは大きなメリットだと思っていて、地方の目線で地方の可能性を感じられる立場にいるので何らかのシナジーを見つけて、仕事に活かせたらと思っています。

桜島

さいごに

すでに社内では、「地方移住を検討している」という社員からの声がいくつかあるようです。リモートワークをきっかけに、今後も社内の働く環境の多様化は進んでいくように感じます。

働く環境についても詳しくお伝えすることが可能ですので、トレタで働くことにご興味がある方は、ぜひカジュアル面談からお気軽にご応募ください!