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1dayでプロダクト開発部採用合宿を開催したよ!

こんにちは。エンジニア採用担当の小森です。
7月末日の11時〜17時にて、社内会議室で採用活動に関わっているエンジニアと採用担当の私の11名で、プロダクト開発部採用合宿を開催しました!トレタでは半日~1日程度の時間をロックし、対象メンバーで集まってディスカッションをしたり、お昼ごはんを食べたりすることを合宿と呼んでいます。今回はその開催内容についてお伝えしたいと思います。

なぜ開催したのか

①下期に向けてやるべきことの整理、要件の目線合わせをしたい
トレタでは、ちょうど7月から下期が始まり、下期の開発スケジュールと予算が決まったタイミングでした。なので、改めて下期に開発部でやるべきこと、それに対して必要な採用人数や採用要件をすり合わせて目線合わせをしたかったというのがあります。

②エンジニアに魅力を感じてもらえる情報をもっと発信をしたい
エンジニア採用に課題を抱えている会社さんも多いとは思いますが、トレタも思うように採用ができず、限られた予算の中であの手この手を試しながら、「トレタの開発組織の強み」をもっと発信しなければならないと焦っていました。カジュアル面談を実施しても、なかなかその後の選考に繋がらなかったり、選考に進んでも辞退になることがあり、候補者にトレタの良さを知ってもらって、トレタに入りたい!と思ってもらいたい。また、トレタを知らない方にもトレタに興味を持ってもらうきっかけとして発信したい。と日々の活動を通して強く感じていました。
ということで以下の目的を設定し、当日使用する資料の事前準備を行い、参加者に資料や流れを事前共有し、当日を迎えました!

▼目的
・エンジニア採用の全体の目線合わせ
・エンジニア採用における開発組織の強みの発見・訴求ポイントの見直し

開催日当日!

まずは、CTOのハオさんこと鄧 皓亢さんから下期の開発スケジュールや予算について説明の後、必要な採用人数をもとに、採用要件のチューニングを行いました。下期のやるべきことを達成するために必要な採用活動について参加者の認識を合わせました。

トレタの開発組織の売りとは?

その後は早速ワークショップに取りかかりました。「トレタ開発組織の売りってどこだろう?」ということで、2チームに分かれて、それぞれポストイットに「トレタで働く良さ、売り」を書き出し、グルーピングを行うことで強みの発見に向けてディスカッションをしました。

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そしてどの選考フェーズで、どう伝えるのかまで話し合い、チームごとに発表を行いました。
Aチームでは、かなり多くの意見が出てきたので分類分けに少し手こずりつつも、終始和やかな雰囲気で話し合いが行われました。一方Bチームでは、時折笑いが起きつつも、割と意見が合致していて素早くまとまりました。

実際に出た内容を4つ抜粋しました!

①プロダクトへの品質意識が高い。
 Test-Driven。QAチームが上流工程から参画

②フラットな環境。
 自分の意見を言いやすい組織。やりたいことに挑戦しやすい環境

③プロダクトが飲食×ITであること。
 社会貢献性の高いサービス。気軽にプロダクトを使えて、飲食店とも距離が近い

④働き方の自由度が高い。
 フルリモート。フレックス。どこでもトレタ

それぞれが挙げていくことで、トレタという会社の働きやすさや成長機会の多さ、プロダクトとの関わり方など、社外の方達に知ってもらいたいポイントがたくさん見えてきました。働く私たちにとっては当たり前過ぎて意識していなかったことを再認識することができた良い機会でした。

そしてちょうどお昼の時間になったため、ランチタイムへ。食べることが好きな人が多いトレタなので、お肉も魚も入っているという豪華なお弁当をご用意しました。お弁当を食べながら、最近読んだ本の話をしたり、日々の過ごし方の話をしたり、不動産好きの面々による「変な間取りの部屋」の話をして盛り上がりました!


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面接時のFAQに対する答えを考えるワーク

後半戦は、業務委託で参画いただいているエンジニアリングマネージャーの久松 剛さんにメインでファシリテートしていただきました。後半戦も、引き続きチームに分かれてワークショップを行いつつ、面接時のお作法についても改めてご説明いただきました。

面接・面談の時の候補者から面接官に対する質問に対して、それぞれがどう答えるか?というワークでした。候補者からの質問への回答には、固定回答のものと、自由回答のものがあります。

・固定回答のもの:平均年齢、平均残業時間、など実際の数値
・自由回答のもの:なぜ入社したのか?、この会社の良さは?、この会社の雰囲気は?など自分なりの言葉で回答する必要があるもの

自由回答のものについては、回答の質によって候補者の選考意欲が下がることもあるため、回答の仕方には注意が必要です。例えば、「なぜ入社したのですか?」の回答で「報酬が他社より良かったからです」と答えた場合、報酬しか良いところがないのか?という懸念にもなりえます。

こういった自由質問に対する回答は、事前にどう答えるのかを考えておくと、実際に質問された際に、良い回答ができるようになります。
本ワークショップでは、事前にそれぞれが回答を考え、チームで共有してみよう!ということで、今回は以下3つの質問についての回答を話し合いました。

①入社して良かった点はどういうところですか?
②どのような人材が活躍する傾向にありますか?
③入社までにやっておくべきことにはどのようなものがありますか?

前半と同じく2チームにわかれて発表を行いました。
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こちらも回答数が多かったので、2つずつ以下に抜粋します。

①入社して良かった点はどういうところですか?
・自分から手を挙げればやりたいと思ったことにチャレンジできる環境である
・オンボーディングがしっかりしていてキャッチアップしやすい

②どのような人材が活躍する傾向にありますか?
・部署や役職をまたいでコミュニケーションできる人
・主体性を持ち、自分から課題を見つけて解決できる人(5つの原則でいう「主語は『自分』」)

③入社までにやっておくべきことにはどのようなものがありますか?
・入社後にアサイン予定のPJで使用している言語やFWのキャッチアップ
・休暇を満喫する

各職種のエンジニアが参加していたため、それぞれの視点の意見も出て、学びがありました。特に③の回答で出た「休暇を満喫する」については、これもありだね〜と全体で盛り上がりました。


今回出た回答については、FAQ集として、解答例をまとめて社内に共有しています。

さいごに

一通りのスケジュールを終え、久松さんからの総括があり終了しました。残った時間では、今後やるべきことをまとめたり、職種ごとの要件を話し合ったりと、濃い時間を過ごせたと感じています。
この合宿で挙がった意見を踏まえて、早速エンジニア向けカジュアル面談資料の更新や、求人票の追記を行いました。カジュアル面談や選考でも合宿で得たものを生かし、トレタの開発組織の強みの理解につながるよう採用活動を進めていきます。またさらに職種ごとに細かく要件を整理したり、求人の出し方や選考フローについても別途話し合いを行い、引き続き改善活動を行なっています。


普段のMTGでこういった話し合いを行うと、別のMTGや業務が入ってしまって集中しづらかったり、オンラインだと全員の意見が聞きづらかったりと障壁がありますが、関係者が一同に集まって長い時間をかけて会議を行うことで、普段の業務だと話せないことや、今後やるべきことがより見えてきます。また、普段はほとんどがリモートで業務をしているので、顔を合わせて話し合う機会というのも貴重ですし、たまにはこういった機会も楽しいですね!

なので、今後も半年に1回程度、前回の振り返りを含めた合宿を開催できたらと思っています。

ということで、トレタでは積極的にエンジニア採用を行なっています。気になった方は、まずはカジュアル面談でお話しできればと思います!
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