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【実録】もし子供がコロナの影響で登校できなくなったら?その時、特別休暇制度があって助かったという話

こんにちは、トレタで働くNです。新型コロナウイルス オミクロン株の猛威は留まることを知らず、感染者数がものすごいことになっているのは、みなさんご存じの通り。そんな中、もし新型コロナウイルスの影響で(自身の感染や濃厚接触、学校側の学級閉鎖等が発生し)小学校低学年の子供が在宅することになったら

今回は、そんな「もし」が降りかかった僕の実録についてご紹介したいと思います(なお、子供のプライバシーのため若干の脚色を入れております)。

学習の機会を奪わない、それが大事だった

2月の上旬、突然それは発生しました。いつもと変わりない日常生活の中、新型コロナウイルス陽性の判定により、子供がおよそ1週間〜10日程度は登校ができなくなりました。同時に両親も濃厚接触者として最大10日前後の外出自粛が発生しました(注:個別の状況により前後すると思います)。ちなみにですが、子供は微熱が発生したものの体調はすこぶる良好、元気な状態で自宅療養になります。

とはいえ、いまどきの公立小学校はリモート授業が可能になっており、子供が通っている小学校では自宅PC/タブレットを使ってリモート授業を受けることが可能です。10日ほど学校へ行けないことを考えると、子供が学ぶ機会を奪われることがないよう、このリモート授業への参加はとても重要なものになります。

ところで小学生のリモート授業って、どのようなものを想像されますでしょうか。僕の住んでいる地域における公立小学校の状況を簡単に説明しますと、業務アプリを転用したグループウェアを使いまして、授業の配信がはじまったらそこへアクセス、常に顔出しの状況で聴講し、必要に応じてマイクをオン・オフして発言も求められる。まさに業務と同じような状況です。

この一連の流れを、小学生低学年が自分だけでなんとかできるかといえば…まったくもってそんなことはありません。タブレットの操作や解像度の低い画面の読み取り、場合によっては丸付けなど…リモート授業を受けるには親のサポートが必要不可欠なのですね。

それ以外にもプリントの取り扱いや、体育などのリモートでは参加できない時間帯での自学、さらには普段であれば学童でこなしている「宿題」の存在など、親がサポートしないとどうにもならないことは、正直少なくありませんでした。

また、授業のサポートだけなら仕事と併走させることができるかもしれませんが、とにかく難易度が高かったのは食事の提供です。授業に準じた時間割で動く子供に対して、給食と同じ時間に食事を提供するというのは、想像以上に骨の折れる作業でした。例えば負荷を下げようとデリバリーを頼んだものの時間通りに届かず、5時間目の直前まで昼食をとる…そんなこともありました。

こうした在宅でリモート授業を受けるシチュエーションが発生した時、何が起きるかと言えば…親の業務が滞るということです。

特別休暇制度の存在

そこで活用することとなったのが、特別休暇制度です。

これは厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」を使った社内制度で、簡単にいうと小学校や保育園が休園もしくは子供が学校指示で登校自粛となった時、親が年次の有休とは別に小学校の1回の休業につき3日間までの有休を追加して取得することができます。もちろん半休も可能。ということで、半休を都合6回取得することとなりました。

特に今回の特別休暇は、子供の通う保育園や幼稚園、小学校が「閉鎖」になった時や、ウイルス感染により登校できなくなったときに適用されますが、実際にはPCR検査の結果待ちで休んだ日にも適用でき、ありがたかったです。

そもそもですが、追加で有休が取得できるというのは大変に心強くて、自身の有休残日数を気にすることがないってのは、メンタル的にもものすごく助かったなあという感想しかないです。子供が生まれてからというもの、何かあったときのために有休は残しておきたいという気持ちが強いんですよね。もちろん今回みたいなことが「何かあった時」になるわけですが、特別休暇がいただけるならそれに越したことはありません。

しかし、それ以上にここで伝えたいことは、急な半休取得、しかも連続して6回も…という状況を受け入れてくれた社内の雰囲気で、特に業務で関係するみなさんからは「家族が一番大事なので」というありがたい言葉を何度もいただきました。自分達でいうのはアレですが、なんてホワイトな会社なんだ…。

そんなわけで特別休暇制度をうまく使いつつ、なんとか子供がリモート授業を受けていた期間を乗り切ることができました。正直なところ、親も子供も大変でしたが、半休ぶんは思い切って子供をサポートできたことで、なんとかなったかな…。

国が設定している制度を、スピード感もって社内制度に落とし込んでくれていたのは、本当にありがたかったですね。

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