見出し画像

カップルにオススメの映画-5

今回おすすめの映画は

『ガーディアンズオブギャラクシー』

です。

ジャンル:人間が少ないSFですが、ちゃんとキャラクター同士の絆の物語です。

制作年:2014年 アメリカ

ざっくりあらすじ:宇宙海賊ラヴェジャーズの一員である主人公が盗み出したオーブを巡って、善悪入り乱れての奪い合いが発生!! 主人公は宇宙の平和をどうするのか!?

監督:ジェームズ・ガン

はい、前回が『エージェント』というヒューマンな映画だったので、今回はアクション多めのSF映画を選んでみました。

これ、マーベルの映画で、「マーベルシネマティックユニバース」というアベンジャーズの一連の流れにある映画の1つなんです。ちなみにマーベルというのはアメリカの漫画の会社です。現在ではディズニーに買収されてほぼ映画会社みたいになってます。

アベンジャーズであれば、アイアンマンとか、キャプテンアメリカとかが有名ですよね。きっとそういうスーパーヒーロー映画に興味がない人でも姿形を見れば、ああ、なんとなく見たことあるってなると思います。
ただなんですかね、このガーディアンズに関しては、有名なキャラが居ないというか、、、僕もこの映画が上映されるまでは、存在すら知りませんでした。イメージとしては、アベンジャーズのメンバーをサザエさん一家だとすると、ノリヘイおじさん一家的な立ち位置です。アベンジャーズとはまだ直接的な繋がりがないので、つかず離れずな感じですが、将来的には、ガーディアンズもアベンジャーズも1つの映画で共演?するとのこと。

はい、なぜこのスーパーヒーロー映画がカップルにおすすめか、というと。

「スーパーヒーロー系なのに女子も最後まで観れてしまう癖のなさ」

が理由です。

僕が、女の子とスーパーヒーロー映画を観ようと思った場合、いつもつまづくのが、入り口のハードルの高さです。

入り口? なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんが、現在のスーパーヒーロー映画は事前準備が不可欠です。
映画1つ観るにも前作を観てからでないと話が繋がりませんし、最新の映画であれば、今までのアベンジャーズ映画をそれなりに網羅しておく必要があります。
また原作の情報をウィキペディアなどで予習しておくことで楽しさが倍増しますし、その作品が作られた当時のアメリカの社会背景なども知っておくと尚ベストです。

それが出来て初めて、スーパーヒーロー映画を楽しめる。と僕は思っています。(これはかなり穿った見方です。ごめんなさい。でもやめられないんです)

このハードルをそのまま女性にも求めてしまうんですよね。。。
ちなみに僕の周囲で、アベンジャーズの映画を全部観ている人は皆無でした。なので、映画館に観に行くときは毎回事前に、「これとこれとこれ、これもこれもこれも観ておいて、」なんて宿題を出す始末でした。
ほんと謝りたいです。。。。

ですが、ガーディアンズなら大丈夫です!
アベンジャーズとの直接の関わりはまだありませんし、完全にこの映画だけで完結しています。
なんなら、自分自信も観ていなくても大丈夫です。


ここからは、作品についてなんですが、
まず、ビジュアルが美しいです。
今までSF映画は沢山ありましたが、ここまで色彩が豊かな映画は珍しいな、っていうぐらい画面が綺麗に色取られています。

次に音楽。音楽がいいんです。ちょっと昔の音楽をフィチャーしていて、それがびっくりするぐらい作品にマッチしてるんです。音楽は作品の内容にも深くリンクしているので、そこは御自分で是非聴いていただきたいです。

そしてなんといっても、監督ジェームズ・ガンのセンス。この一言に尽きます。
映画のテンポから演出、個々のガジェットからセリフまで何から何までオシャレで、そしてちょっとユニークなんです。
このちょっとユニークな感じが、王道のSFから離れず、しかしどこか他の映画と違う味を醸し出している気がします。特に、あるシーンで巨大な飛行物体を沢山の小さい飛行物体が迎え撃つシーンがあるのですが、そのシーンのユニークさに、映画館で軽く衝撃を受けました。

シナリオも、きちんと王道です。
しかし、ハラハラドキドキの連続なので飽きずに、安定して観られると思います。どこかのロボット軍だの、マッドサイエンティストだの、スーパーソルジャーだの、神さまだのが入り乱れた現代が舞台ではないので、世界観にすんなりと入っていけて、主人公が善と悪で葛藤する場面もそんなにありません。そういう意味ではあまりシナリオに癖がないので、誰でも見られます。

もし、興味があれば是非恋人と観てみて下さい。きっと楽しいですよー。

次回は「フィリップ、君を愛してる」を紹介します。

#コラム #日記 #映画

満月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?