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口伝で伝える事の大切さ

口伝で伝える


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

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いつも読んで頂き、ありがとうございます。
ゲーム好きなお子さんは、好きが転じてプロゲーマーを目指せばいいと
内心感じているとらよしです。おはようございます。

今回は、少し前のスタンダードでもあった「口伝で伝える」という
内容について掘り下げてみたいと思います。
#単純にマニュアル作ればイイという話ではありません


口伝とマニュアル


口伝とは読んで字の如し「やり方や手法を口頭で伝える」事ですね。
先に言っておきますとこの方法が良いとか悪いとかではありません。
数十年前までは中小企業は軒並みこの方法で仕事のやり方を
教えてましたし、まだ現在でもちょっとした作業なんかは
口頭で伝えた方が早い場合もあります。

これを「どこまでが口頭で、どこからがマニュアルが良いのか」の
線引きは非常に難しくて、考え方は人それぞれというのが
正論になるでしょう。

ただ商品説明なんかを全て口頭で伝えるのには限界が
確かにあって、どこかでマニュアルが必要になります。

UnsplashのKOBU Agencyが撮影した写真


ボクは個人的に「誰にでも再現性のある事態」は人がいちいち
説明する必要はないと思っていて、そこをマニュアル推奨境界として
それ以外を口頭で伝えるようにしています。

これは毎日の新聞に折り込まれてくるチラシや広告と同じで
その商品を見た人が見た瞬間に「あ、これいいな!」っと
思うような感情の推移も含まれていて、わざわざ
「商品やサービスの良さ」を見込み顧客に説明する時間も
必要最低限に留められるんじゃないかと思っています。

その為にマーケティングの概念やキャッチコピーという
ツールが存在していますので、そこを上手く利用して
「一度書けば後は誰でも何度でも読める」状態にしておく事で
『売り込み』という口伝も上手く回避できるのではないでしょうか。

この「口伝の回避」こそがシステム化の第1歩にも繋がります。


DXの時代


最近よく聞くこの言葉はデジタルトランスフォーメーションといいます。
世の中の何もかもがデジタル化していって人々の生活が更に便利に
なるという考え方です。

今、ビジネスも全般的にそっちに流れていってる状況で、SNSを始め
IoTやAIなんかもこの中に含まれています。
当然我々が普通に使うZoomもこのDX時代の恩恵でできた賜物です。

これが進むと「未来で世界はどうなるのか」という見識については
専門家がナウで色々と議論されている最中ですので、ご興味のある方は
調べてみるのも良いと思います。ちなみに、とらよしが予測するDXの
未来は「権利収益」が乱立する世界になるだろうと思っています。

これは今現在中国が国を挙げて行っている国際プロジェクトを見れば
一目瞭然です。以前もどこかでお話したと思いますが、中国という国は
「制御」に関しては現在世界一の超技術大国です。

製品自体の品質が劣悪だったのも今は昔の話で、今は日本の技術が
流出したおかげで、品物の品質も安定して良い物になってきています。
今、中国は率先して国そのものをデジタル管理しようとする動きが
活発化していて、将来的には国民1人1人をナンバリングしておいて
いつ・誰が・どこで・何を・どうしたのかを逐一ビッグデータに
蓄積した上で国のDX化によって本質的な社会主義国家を確立しようと
しているように見えます。

今現在それがどこまで進んだのかは分かりませんが、将来的には
「”Aさんが今日買った品物”も全て政府が把握しているといった世界」
も遠からず成り立ちそうです。

日本で始まったマイナンバーもこれが教科書になっているのでは
ないかとボクは個人的に考えていて、お金の動きも全てデジタルで
管理しやすいようにキャッシュレス化も普及させました。
#後は金融企業がデータを国に渡せばデジタル管理国家の完成です

そんなDXの時代に、紙媒体であるチラシや新聞広告とはナンセンスだ
思われがちですが、どっこい高齢者社会の日本は未だにこういった
紙媒体の読み物を愛読します。

Michael ZimmermannによるPixabayからの画像


むしろご高齢の消費者でDXの波に乗っている方の方が珍しいと思います。
なので今でも一般売りされるような商品は、TVや新聞広告の方がウケが
良かったりするんですね。
#ジャパネットの快進撃もまだ続きますよ

また地域密着型の商戦であるいわゆる”地上戦(ゲリラ戦法)”も
地元雑誌や折り込みチラシは効果的に働きます。

「近くだから行こうか」と気軽に訪れる事のできるサービス展開を
考えてらっしゃる方は、DX云々に関係なく紙媒体の方が有利に働く
可能性が高い
と思いますので、そっちで攻めてみる事をお勧めします。
#ご近所ネットワークは強いです

しかし、”ネット空中戦”を主戦場にしてらっしゃる方は、新しい概念で
創られるビジネスですので、こういった「地上戦で使う戦略」に乗せたと
しても上手く走らない事の方が多いようです。そうなると当然
「宣伝や広告」もデジタルの波に乗らざるを得ないのかもしれません。

どちらにせよ、1対1で顧客への商品説明を行う行為は「時間ロス」
でしかなくて、ここは「説明文を用意するから読んで」とした方が
圧倒的に効率は良く仕事はスムーズに進みます。
#これはROIの考え方


協会の捉え方


ただ、ここで「協会の概念」を取り込むと話はもう少し複雑になります。

例えば”逆算思考を応援する会”という「協会」を立ち上げて活動方針
とする場合。その協会内へメンバーを募集するには、どうしても1対1で
話し合って会員になってもらう必要が出てくる
のです。
この場合は話し合うというよりも「意気投合」する
必要があるよという事になります。

ここはよく混同されがちですがお客さんと協会員は別物です。

ボクも含めて「自身のビジネスは一体どっちなのか」は明確に
決めておいた方が良くて、ここを混在させたコンテンツビジネスは
どうやら上手く機能しないようです。

www_slon_picsによるPixabayからの画像


要は「顧客のリピート」「協会員の会費」
ゴッチャにしちゃダメだよという事です。

ここは多分、事業であれ協会であれ『理念』が一番重要になって
くるんじゃないかと思っていて、これを積極的に最前面に持ってこないと
仲間も会員も顧客も集まってはこない
という事になるのだと思います。
#より具体的な理念であれば理想的

しかしながら、協会6.0の時にお話した通り、現代の主流である
「情報は自身で獲得していく」スタンスは、今後もDXの煽りを受けて
猛スピードで進むでしょうから、協会を立ち上げるにせよクラファンを
立ち上げるにせよ「読めば分かる理念」というシステムは
未来の自分の身を守る1つの「芸」になる
と思います。


頑張って構築しましょう。




今回はここまで。

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