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音声メディアとマネーフロー

音声メディアの未来



いつも読んで頂き、ありがとうございます。
毎年子供の運動会を見に行ってはハンディカムのレンズ越しに
自分の子供が発見できないとらよしです。おはようございます。

今、世間では動画メディア同様に音声アプリも拡充してきた事を
受け、今回は動画ではなく音声メディアってどうなんじゃろう?
といったちょっとニッチな世界に足を踏み入れてみたいと思います。


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に
書かれた内容をリニューアルして転載していますので
若干扱う情報が古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて行っております。

↓ コチラからお入り下さい ↓
www.back-cs.com



メリットと発信内容


冒頭にもありますように今、世間では動画配信と同じぐらい
音声配信にも注目が集まっているようです。

この音声メディアの需要自体は昔から小規模でしたがありまして
ユーザーが得られる一番のメリットは「ながら聞きができる」点です。

少し前まではTVの対抗馬としてラジオが主流でした。
家事や育児でTVなりスマホに目を向けられない子育てママだったり
通勤通学中の電車移動の隙間時間の有効活用に
音声メディアはピッタリです。

それを自動化したのが、いわゆる「○○ラーニング」といった
方式で媒体は基本的にCDでした。
ですがスマホがこれだけ普及した現在ポータブルCD(MD)
プレイヤーに最早需要はなく、サーバーにデータさえ入れて
おけば後はユーザーが勝手に聞けるような「アプリタイプ」が
主流になってきたと思います。
#これも1つの自動化システム

これと似たようなツールに、Clubhouseがありましたが情報漏洩の
風評被害に遭い、最近ではあまり名前を聞かなくなりましたね。
こちらは元々Twitterの音声バージョンとして人気が出ましたが
今の音声メディアも中身は同じようなものであり
発信する内容は自由奔放です。

どこかのお店の取材内容や感想だったり音声パーソナリティの
日常生活だったりリスナーさんのプチ相談であったり。
#ここは昔からのラジオ方式が一般的
#個人的にラジオ局を開通させる人もいらっしゃいますね

では我々のようなコンサルやコーチング系の業種がここに
中々入れないのには一体どういった障壁があるのでしょうか。

これはどこまでいっても
音声メディアのメリットが「ながら聞き」にある事
に起因するとボクは考えていて、つまりリスナーさんは何かしらの
「作業」をしながら聞きますので「話の内容」にまで頭を
使わなければならない発信を聞くには、2つの作業を同時
進行させる必要が出てくるからでしょう。
#ガッツリ相談に乗ったらリスナーも集中しなきゃならない

この土俵はもはや音声である必要はなく、動画を観た方が
為になる情報はいっぱい転がっていますので
「ながら聞きができない」内容は音声メディアには
少し不利になるのでしょう。
#なのでラジオ系コンサルが存在しない

UnsplashのEmily Wadeが撮影した写真



ハコはアプリ


ただ、そうは言ってもClubhouseのような紹介制のアプリは
希少性が高いので、リスナーになるユーザーさんは多少ワクワク
するでしょうし何よりアプリにユーザーが登録する事ができれば
事業主としては、これを「箱」としてファンを入れておく事が
できますので便利なシステムである事に変わりはありません。

また配信工数も、民法ラジオのように長時間発信し続ける
ワケではありませんので、日常生活や自身の考えを
定期的に10分程度の発信を録音するだけでそこまでの
リスクにはならないと考えられます。よって、新規で始める
敷居は低い割にはファンを入れる箱としての役割も同時に
担いますので、割と始めやすいのではないかと思います。

ただ、これを有料配信にしようとすると一気に選択肢が狭まります。

低額であれ毎月お金を払って聞くとなると、ユーザー側からして
みると相当マニアックな内容が必要になる上に相当な喋り上手であるか
声が良いかでないと需要は中々見込めません。
#声優さんとか需要ありそうだけども

では、話す内容を有料にできないパーソナリティはどこで
お金に変換すれば良いのでしょうか。
これは従来のラジオ放送と同じシステムで、キャッシュフローを
考えると分かりやすいと思います。それはズバリ『広告費』ですね。
どこかの企業にスポンサーになってもらってその広告費で運営費を
賄うスタイルが構築できれば、音声メディアでも十分通用すると思います。

WikimediaImagesによるPixabayからの画像



お金の流れ


いつの時代であっても、この「広告費」というのは絶対に無視できない
存在でして、ボクらが何かを始める際にも投資枠として考えて
おかねばならない必要経費です。

お客様には売り込む必要はありませんが、広告業者にはどうしても
自身の商品やサービスを売り込む必要があります。

一般的にはその対価としてお金を払うのですが、起業家同士では
その限りではないのではないかとボクは考えていて、お金を
使わずに広告が出せる方法をどうすれば実現できるのか目下考案中です。
#個人起業家の発信に個人起業家の広告はアリだと思うんです
#方法自体はありますが実現しない何かがあるんです

ちょっと話が脱線しましたが、音声メディアの主な収入源として
「広告費」というのは切っても切れない関係にあると思います。

この広告の効果というのは以前から何度も言いますが
やっぱり影響力の大きさに比例するとボクは考えていて
より大きな影響力を持った方の発信に「自身のビジネスの宣伝」を
入れてもらえれば、アクセス数はハネ上がるでしょうし
逆に自身が影響力を持ったのであれば
「誰かの広告をしてあげる」事で収入源にできます。

これは広告業界の原理原則であり、時代の流れに関係なく
TVが始まった白黒時代から脈々と受け継がれてきた
一番原始的な方法です。もしかするとそんな当たり前の
キャッシュフローもそろそろ新しい時代を迎えるのかもしれませんが
今のところ聞いた事がありません。

イノベーションを求める身として、ここはこれからも
課題として考え続ける内容ですが、今のところ
それ以外に音声メディアが生き残れる方法はありません。

UnsplashのKaleidicoが撮影した写真



影響力に左右される


個人起業家であれサラリーマンであれ、この影響力というのは
必ず何かしらに関係してきます。

そしてこの影響力と広告の効果も比例関係にある事も既に
分かっています。あとはボクらのような弱小起業家が
この抗う事のできない力を一体どのように使えば楽に
目の前の山を登れるのか。

ここは永遠の課題になりそうですね。

ただ、1つだけ注意したいのは「自身の目上の人」の
影響力にはあやからない方が良いという事だけは判明しています。

この「目上の人」という考え方が、そもそもヒエラルキーな
関係性であり、お金の為に遜る「忖度」を生み出す根源
になる可能性がある事はご理解頂けるとは思います。

それでもやはり大きな活動や活躍をされてらっしゃる
方がより大きく見えてしまうのは影響力が働いている
としか言いようがないのも事実です。

もしかすると、この影響力というのは「圧力」に近い
存在なのかもしれません。この辺り、もう少し研究の
余地がありそうですので分かり次第、またどこかに
掲載したいと思います。



今回はここまで。

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