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個人起業家が狙う”ポイント”

様々な商売


いつも読んで頂き、ありがとうございます。
様々な事を学んでいくうちに、やっぱり
「素人が一人事業を興すって大変なんだなぁ~」
っとつくづく実感してきたとらよしです。おはようございます。
今回はタイトル通り色んな職種について触れてみる事で、自分が一体
どっちを向いているのかを一度振り返る回にしたいと思います。


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

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様々な集合体


前回は「商売の原理原則」としての一環で、色んな業種に触れましたが
今回はもっと具体的な例で起こる様々なパターンを
洗い出してみたいと思います。

まず、個人が起業してお金を回す為に一番手っ取り早い方法としては
「社内での自身の立場」をフリーな存在として独立して立ち上げる
やり方です。ライターさんとかアナウンサーさんの業界でよく耳にする
フリー○○といった立場の方々ですね。

この立場の人は「作り手」さんに部類されますので、当然ほかの業種
(製造業やクリエイターさん)でもフリーの選択肢を取ってみえる方は
多数存在します。
#フリーターは別物です

UnsplashのChristina @ wocintechchat.comが撮影した写真


この立場の人は、基本的に仕事内容自体は変わりませんので
転身が楽でフットワークが軽いのが特徴でしょう。

立ち上げにそこまでの苦労も不要で、サラリー時代との違いは
「年末調整」から「確定申告」に変更したぐらい。

後は「仕事を取ってくる」という役割が自身の業務内容に追加されます
ので、そこに外部からの協力として営業(マネージャー)さんを別途
置く人もいらっしゃるかもしれませんね。

その一方で「営業職」や「マーケティング部門」の人が独立した場合は
手持ちの「売り物」がありませんので上記のマネージャーとして「作り手」
のバックアップに回ったり「自分を売る」といった選択をされる方も
多いと思います。
#ユーチューバーもその1つ

これらの業種の方々が良い出会い方をすると、たった2人いれば
会社として立ち上げる事が可能です。ただ、「作り手」には多少なりとも
商品完成までにコストがかかりますので、すぐに売り込みたい場合は
「先行予約販売」といった形でモノが完成する前には「完売」させて
しまうといった荒業も存在します。

ただ、その為には
「その人の商品だから欲しい」と言われるぐらいの
影響力(人気)が必要
で、やはりどこの誰だか分からない人が創った
よく知らない商品が「モノも見ずに売れる」事はほとんどあり得ない
と言ってよいでしょう。

また、その考え方を基に
出身畑が「作り手」だろうが「売り手」だろうが一切関係ない業種としては「物販」があります。これは「元作り手」が手掛ければ
『品定め or 目利き』が有利に働きますし、「元売り手」が手掛ければ
『どんなモノでも売れる』スキルが有利の条件になります。

ただ、どちらもやる事は同じで「仕入れたモノ」を「店頭で売る」事を
生業としますので、商売構造として最も簡単な構造で、ほとんど
知識が不要です。また現代では「店頭」もオンライン化されてますので
実店舗ではなくても決済は画面上で行う事ができ、実質作業は梱包と発送がメインになるでしょうから、メチャメチャ競合過多の超お手軽業種として
今でも君臨している感は否めません。
#オンラインショップはECサイトの知識が若干必要



フリーランスの選択


しかし、やはり「昔取った杵柄」という事で、全く新しい業種には
チャレンジしたくないというこだわり派の方は、このフリー○○といった
フリーランスに転身される方も多いですね。
このフリーランスのメリットとしてはサラリーシステムからの脱却です。

元々の手持ちスキルを活かしながらも会社に行かなくて良い。
残業自由、職場選択の自由などストレスフリーな職場環境が実現可能
である点でしょう。また、顧客とは顔なじみである事も多く、仕事の
勝手が分かっている事も相まって、一度信頼を得られれば半永続的に
仕事を回して貰えるといった点もメリットとしてあるでしょう。

ただしデメリットも当然存在します。
フリーランスは基本的にB to Bの関係である事がほとんどですので
あくまでも企業がお客さんになります。よって、顧客企業の求める
「結果」を出す必要があり、そこでどうしても「ニーズ」に応える
必要が出てきますので、価格競争になりやすいのではないでしょうか。
ここでもやはり基本的には「あの人じゃなきゃダメだ」っと
言わしめる実力が必要
で、それはこの技術が飽和した時代においては
もはや品質ではありません

ちょっとした気遣いや丁寧さなんかでもありません
ここでもやはり影響力(人気)に左右されるでしょう。
#技術や優しさはすぐに真似されてしまいます

とらよしが以前から構築しようとしているこの「影響力」は、この
逆算戦略アカデミーの骨格であり礎でありオセロの角でもあります。
#ここをどうにか取りたいのです



OEMという選択


さて、物販の話が出ましたのでついでに少し寄り道を。

今までにない「何か新しいモノ」を創ろうとした場合「作り手」には
どうしても多少なりとも「先行投資」が必要になってしまいます。

それがものづくり業界であれば最低限、機械や設備は必要になってきますしクリエイター業界であれば作品が必要です。何より「等価品質」の
この時代
において、価格競争に巻き込まれまいとするならば付加価値
というのは最低条件
になってきます。

これが「ブランディング」とも呼ばれる「価値創造」になります。
つまり「付加価値が付く分価格が少しお高め」といった商品ですと
周囲がどれだけ価格を下げようとも、足並みを揃えて値下げする
理由がありません
ので、高価な商品は高価なままで店頭で売れ続ける
事が可能になるといった考え方です。

しかしやはりこれをゼロから作ろうと思うと、最初の初期投資がネックに
なってきますよね。付加価値を追加する分のコストが上がりますので
それはそのまま製造元に降りかかってきます。


これを少しでも回避するのに「OEM」という考え方があります。
これは例えるならば、NIKEの靴を実際に製造している工場に独自の
アイデア(デザイン)だけを持ち込んで「モノは作ってもらう」
というものです。そうする事で得られるメリットは自分で製造するよりも
「品質がそもそも安定」している上に数量の心配がなくなります。
#だって量産工場に委託しますので

そしてまた「NIKEの靴と同じ技術で作っています」という宣伝材料は
どんなブランドよりも消費者に安心を与えてくれます。
これがOEM製品の考え方であり、この方法ですと最初に揃えるべき
機械や設備が全く不要です。

実際に工場で作ってもらう事になりますので、最初の開発品は
買い取る事になるかもしれませんが機械や設備を買う事に比べれば
安いものです。ただし、本当にNIKEのような大手ブランドは
「提携工場」として契約を結んでいると思いますので
他ブランド品を作ってくれるかどうかがネックになってくると思います。

企業秘密なんかもあると思いますので、あまりにも有名な超大手のメーカー工場へアイデアを提案される際には「それなりに納得できるモノ」である
必要はありますね。
#やってくれそうな工場が見つかればほぼ成功なんですが



人が集まる場所


次に「売る場所」についても、もう少し掘り下げてみましょう。
今回は「なぜ無条件に人が集まる場所」が魅力的なのかについて
触れてみます。

これは偏に「宣伝・広告」が不要である事が理由として挙げられますね。
例えば上記のOEM製品を無料のECサイトに並べた場合。
その無料ECサイトそのものは「知ってる人は知ってる」程度の
認知度しかなかったとすると、そのサイトを訪れる人々は
興味本位で見に来る事はあっても決して「買い物しよう」という
心理状態で来訪するわけではありませんので購買意欲を持った
人の目に触れない事が売れない理由として挙げられます。

PexelsによるPixabayからの画像


例えばBASEや楽天フリマなどのECサイトは、基本的に
使用料無料だったと記憶していますが、多くの人はそこに
ECサイトがあるという事は認識していても、いざ自宅の蛍光灯が
切れた場合は最早迷う事無くノータイムでAmazonさんで探すと
思うんですよ。
#やっぱり便利なAmazonの影響力は絶大です

こういった事情から、OEMで創り出した自社ブランド商品は
「売り場検索」から「モノ検索」で来店して貰う必要が出てきますので
ネットであれTVであれラジオであれメディアのどこかに商品そのものを
宣伝・広告する必要があって、ターゲットも一般の買い物客ではなく
「それ欲しい!」っと感じた消費者に来て貰うシステムと導線
が必要です。

ボクらが扱う”オリジナルビジネス”というのは、このOEM製品の
作り方に限りなく近いと思います。
自社で独自のブランドを確立する際に「ここの力を借りたんだ」
というOEM戦略
は、大手の影響力を借りるのにとても都合がよく
また相性も良いとは思いますがその一方で、先ほども記載した通り
「大手であるほど直営工場」を支持しており、むしろ自社工場での
生産しか許さないといった体勢も珍しくありません
ので、その辺りの
攻略法を現在思案中な状態が続いています。
#オセロの角を取りたいんです



今回はここまで。

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