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どんな強みなら有利が取れるか

自身の強みを再認識する


さて、今回は皆さんにも適用できる
「自身の強みを再認識しよう」
というテーマでいきたいと思います。

先に断っておきますが、これはあくまでビジネスワークのお話ですので
「心が強い」といった肉体や精神の強さではありません。
これから事業を始める、もしくは現在展開している事業は
「その市場において」強いのか弱いのか。また
どういった根拠で”強い”と判断できるのか。

この辺りが掘り下げられるフレームワークになっていますので
是非ご自身でも実践してみて頂ければと思います。
#得意と強みは違うとよく言われる所以はココにあるのかも


VRIO分析というもの


マーケティングの世界には自身の強みを掘り下げるワークが
存在します。それが『VRIO分析』です。

↓ 大まかな概要はコチラ ↓
https://ameblo.jp/torayoshi626/entry-12655469836.html

さて、ビジネスにおいて「強さ」を判定できる分析項目は
このフレームワークにおいてはたった4つです。
#分析とか言ってるがそんなに難しい内容じゃない
#ただそのどれもが結構大事な項目

1.経済価値

コチラはその言葉通り、その事業に経済的な価値がどれぐらいあるのか
という意味ですが、ちょっとニュアンスが難しいですよね。
ボクはこれを
「その事業が動く事によって一体どれぐらいの人員が動員されるのか」
と捉えています。例えばクラウドファンディングを立ち上げたとして
一体何人がそのファンドに支援してくれたのか。
#金額じゃなくて人数ね

1つの案件に対して動いた人数が多いという事は、それだけ
世の中の「物」が動きます。これはイコール”経済効果”に直結
しますので、これが多ければ多いほど「強い(価値が高い)」と
受け取る事ができます。

また、ボクが大好きなドローン業界の場合、「人を乗せる」
となると機体が大きくなり、安全に関する装置も増えるだけでなく
法律などの視点から必ず「行政」も動く事になるでしょう。

よって、「カメラ搭載のみ」の時よりも「物資運搬用」の方が
関わる人数が単純に増えますので価値は高くて
それよりも「人が乗れるようになる」方が遥かにそれに
関わる人数は跳ね上がりますよね。これに絡む事業も当然
増えますので、その分価値は上がると予測できます。
#ただ門の狭さもハンパないと予想してる

2.希少性

これは皆さんがご承知の通りです。
#ニッチ産業はココが命
ただしいくら希少があっても、その希少性が「認知」されてい
なければ効果は弱いままです。希少価値は、世の中の
人々に「希少なんだよ」っと認知されて始めて希少価値として認識
されます。

ここは、かく言うボクも未だに苦戦を強いられているところでして
弱小個人起業家にとって「最大の難関」なんじゃないかと踏んでいます。
”とらよし”の希少性は「逆算戦略」と「オンラインサロン」の
ハイブリットを目指しています。
#逆算そのものには希少性はない

ここは多分「広告費」に何かしらのリソースを使う必要があるんじゃ
ないかと感じていますが、ココに「お金」以外のリソースが投入できれば
かなり「強い」と言えるんじゃないでしょうか。
#模倣する人が減るんじゃないかな

3.模倣困難性

3つ目は「模倣困難性」ですが実は”とらよし”はココも
押さえようとしています。
#何て欲張りなヤツ

これは単純にバリケードの数を増やしていけばいいだけですので
比較的誰でもバリヤを張るのは難しくないんじゃないかと思います。

例えば、「技術畑出身」で「逆算戦略」と「クライミング」のハイブリッド個人起業家が手掛ける「ドローン事業」とかにすると、最早誰も
真似のできないドローン業者のキャラクターが出来上がるじゃないですか。

「物販」や「美容サロン」など、一般的な事業を展開されるのであれば
そこに相当強烈なキャラを付けてしまえば、それだけで誰も真似の
できないオリジナルビジネスとして展開できるようになると思います。

4.組織性

組織の種類についてはまた改めて色々とご紹介しますが、ココでは
「組織の在り方」のお話をしておきます。

一般的には「組織」と言えばピラミッド型の組織図が思い浮かぶ
と思います。トップに1人いてその配下に数人の幹部がいて
その配下に多くの部下たちがいるような構図ですね。

これはMLMでもよく用いられる”ヒエラルキー組織”と呼ばれる
集合の在り方ですが、世の中にはこれに準じない集合の在り方が
複数存在します。

ボクは個人的に、個人起業家であれば「ヒエラルキー組織以外の選択肢」
が最も有望であると考えていて「気の合う仲間」や「信頼のおける仲間」
で構成される横繋がりの組織というのが理想としてあります。

トップダウンで思想が降りてくる構図ではなく
各々が各々の問題解決の為に集う集団が実現できれば
それは結構強い結束となって自身のビジネスを推進して
くれるのではないかと考えているからです。


常に強さを目指す


雇用形態で働いているわけではないボクら個人起業家は
事業主に守られている存在ではありませんので、こういった強さを
常に意識しておかないとすぐに崩れてしまいがちです。

この根底には「自分はもう十分知っている」という怠慢な思考が
安易な妥協案を生み、儲けは目標に遠く及んでいないけども売れている
からOK!といった規模でいつまでも継続を余儀なくされるからです。

強い事業家とはどんな人なのか
影響力を持った人物はどんな人なのか

そこをこの”VRIO分析”の視点で掘り下げてみる事が、自身に足りない
モノを見つけるキッカケになってもらえれば嬉しい限りです。

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