「パンツの日」なので、洗濯と健康について考える

「8月2日はパンツの日だって」
と夫につぶやく。
「それでどうするの？」
「パンツを買い替える日らしい」

下着メーカーのグ◯ゼからの
ダイレクトメールで初めて知った。
そんな日があったのか？
知らんかった。

『本日　8月2日はパンツの日！』
◯◯様はパンツの買い替えはお済みですか？

パンツなど毎日着用する肌着は約半年程度で
買い替えて頂くことが適切と言われております。

肌着は消耗品のため、捨てる勇気も必要です！
私もパンツを新調いたしました！
是非この機会に買い替えをご検討ください(^-^)

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パンツの日だなんて、だれが作ったの？

なんでも作れるんだな。

夏の暑い陽射しにはためく洗濯物。
干された下着はきれいなほうが気持ちいい。
確かに！

春すぎて夏来にけらし白妙の　
衣ほすてふ天の香具山

この歌の季節は実は初夏だろう。
持統天皇を思い起こしても
夏に干してある洗濯物は真っ白がいい。

洗濯の話をします。

ある時期に気がついて、化学合成洗剤を
やめた。
台所洗剤も洗濯用洗剤も家から全て消えて
10年以上経つ。

するとどうなったか？
まず台所も風呂場も洗濯機も、排水溝から
下水溝特有のいやな匂いは全くしなくなった！

下水溝の臭いにおいから解放された。
匂いはほとんどしないから
ゴミだけ取ってさっとタワシで洗えばいい。
これはすごいこと。

化学合成洗剤の代わりに使っているのは、
セスキ炭酸ソーダ、重曹、クエン酸など。
あとはマグネシウムの洗濯マグちゃん。
自然素材の石けんで工夫する。

合成柔軟剤は一切なしで。
界面活性剤系はできるだけ
使わないようにしている。

石けんでこまめに手洗いすれば
あえて漂白剤を使わなくても、
そんなに気にならない（私個人の感想）。

もし人々が全員、化学合成洗剤を使わなかったら、
きっと川も海もきれいになるだろうなあと
真実、そう思う。

きっと洗剤メーカーは困るだろう。
いつか海山川に魚やホタルが
昔のようにわんさか戻ってくるかもしれない。

私も昔は柔軟剤の匂いが気に入ってた時期も
あった。正直にいうと。
いまはもう使う気はなくなった。
匂いに敏感になり、化学系の香りが漂うだけで
気分よくない。
誠に申し訳ないけど、化学物質好きなお友だちは
苦手ということになってしまって。

最近は香害もある。
化学物質過敏症もある。
私はそこまでは過敏ではないが、
化学物質を断つと、いろいろわかることがある。


合成洗剤を止めると同時に、食べものも
合成甘味料や保存料入り食品を
極力取らないように決めた。
野菜を買うときは、できる範囲で
農薬を減らしたもの、
使っていないものを選ぶ。

すると味覚もしだいに変化していった。
化学調味料入りが識別できるようになった。

もしまだ試していないかたがいたら、
化学物質から離れる生活を
一度試してみてはいかがでしょうか。

便利さと引き換えにいちばん大事なものを
犠牲にしたくないという、これは一つの考え方。

まずは一人一人が用意されたものではなくて
自分で考えてみることが大切かと思う。
だれも強制はされないです。
いろいろ方法はあるはず。
自分で調べてみてほしい。

ただ、人間の体は自然の一部だから、
石油から作られた化学合成洗剤を本来ならば
受け付けないのではないかと私は感じている。
虫に振りかけると死にます。

石油化学物質という微量な異物を
体内に蓄積させていくと
しだいに人間の感覚器官が攪乱されていくのでは
ないか。これは仮説です。

健康でいたければ、することは一つ。
体に悪いことをやめて、体にいいことをする。

天の香具山にはためいた白妙の衣は
合成洗剤で洗ったものではなく
柔軟剤も使っていないし、
漂白もされていなかったはず。

だれもが健康で幸せでありますように。
今日も一日ありがとうございます。

Have a nice time.
Take it easy.