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「海老ビリヤニ」 もはや、「海老祭り」

振り返ると、この海老ビリヤニをリクエストいただいたのは、なんと2020年の12月のことでした。
リクエスト主さんは医療従事者で「お友達を誘って食事に行くのは憚られるけれど、美味しい外食が唯一癒される時間なので、外食は控えたくない。一人でサッと行って、サッと食べて、サッと帰る。そんな気持ちに賛同してくれる人がいたら」とのご提案でした。
ところが、緊急事態宣言が出てしまい、一旦この企画は保留に。
その後、3月、4月、10月と、何度も企画→延期を繰り返すことになります。

そして、満を持して迎えた2021年4月21日、ついに「海老ビリヤニ」の会決行です。

散々お待たせしたということもあり、とらさんも張り切って臨みます。

今回のメニューは

  1. ブラックタイガーとパバメイエビのビリヤニ

  2. 桜海老のキャロットコサンバリ

  3. 紫玉葱のライタ

  4. 白エビのアチャール

  5. ソフトシェルシュリンプのアチャール

  6. 団扇海老のラッサム

  7. 網海老のチャトニ

  8. 甘エビの唐揚げ カレーリーフソルトがけ

以上、ライタ以外は全て海老を使った、まさに「海老祭り」

大小大きさの異なる2種類のパナメイ海老が入ったビリヤニ(こちらは600gヴァージョン) ライスの中にも海老が!
キャロットコサンバリには桜海老
白エビはもちろん富山産
チャトニは網海老丸ごと使用

特にチャトニは、濃厚な海老の旨味がダイレクトに伝わります。
そのまま食べ(舐め)ても、ビールのアテにも、もちろん、とらさんの当初の意図通り、ビリヤニの味変としても、楽しんでいただけたと思います。

また、この時期、ちょうど桜海老と白エビが手に入ったのも良かったですね。
白エビといえば、以前富山で食事会を開催していただいた時に、主催者のおひとりがなんとお父上が獲ったと持参してくださったのが印象に残っています。
「白エビ=高級食材」というイメージを打ち砕く、富山県民の「えーっ、シーズンにはバケツで掬うほど獲れますよ」という言葉の破壊力にすっかり打ちのめされました。その時の白エビはもちろん、痺れるほど美味しかったです。


揚げた甘エビにカレーリーフソルトの香りが
ソフトシェルシュリンプのアチャール
どちらも丸ごと食べちゃいましょう
唯一エビを使っていない「ライタ」
団扇海老のラッサムも好評でした
人によっては、伊勢海老よりも美味しいと言わしめる
団扇海老を贅沢に出汁として使うラッサム
美味しいに決まってる⁈


今回は7種類のエビを使ったメニューとなりました。
味わいや食感の違いも含め、エビ好きな皆様、特に1年以上お待たせしたリクエスト主さまから、お褒めの言葉をいただけたのが、何より嬉しかったです。

ぷりぷりっに仕上がった海老たち
それぞれの味わいや食感の違いを楽しんで
いただけましたでしょうか?

今後も少しずついろんなビリヤニをご提供していきたいと思っております。
とら屋食堂ではビリヤニ情報に特化したLINE公式アカウント「とら屋食堂ビリヤニ部」があります。
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写真をご提供いただいた鬼頭さん、ありがとうございました。

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