9月25日 アルバート・ハワードと『農業聖典』のお話し。有機農法はいかにして生まれたか?
今回はアルバート・ハワード卿について話をしよう。
アルバート・ハワード。イギリスで1873年に生まれ、1947年にこの世を去る。植物学者であり、農学者でもあった。彼の功績でもっとも知られているのは1940年に出版された『農業聖典』だ。ハワードは「有機農法」の提唱者であり、彼の代表的な著作『農業聖典』は80年経った今でも普通に手に入れることができ、現代でも信奉者を増やし続けている。有機栽培農家の本棚には必ずアルバート・ハワード卿の本があるというくらいだ。農家の間では「究極