ボートレーサーになって大変だったこと
※ボートレーサー養成所での訓練は大変でしたが、ここでは割愛します。
また、詳しく書きます。
ランキングにしてみました ↓ ↓
1位 人間関係
これはどの業界でも上位なのではないでしょうか?
人間ですから、合う合わないありますよね。
ボートレーサーは昔から、上下関係が厳しいことで有名です。
先輩の言うことは絶対です(笑)
ボートレーサーとしてデビューするとレース場でやることや、プロペラのこと・モーターのことなど、これから一人前のレーサーになるため・勝つための知識や経験を先輩から学んでいきます。学校では教官から教えを受けますが、デビューするとみんなライバルですし、教えてくれる先生はいないです。
ですから、先輩と良い関係を築いて勝つためのノウハウを教えてもらいます。
(昔は、プロペラが自分持ちだったので先輩にお願いして作ってもらったりと、先輩なしでは生きていけない時代だったみたいです)
こういうこともあって、後輩からすると先輩というのは絶対的な存在ですし、先輩とうまくやっていくのが生き残るカギだと思っているわけです。
そして、昔の時代は今よりも厳しかったといわれますよね?(今でいう体罰やパワハラ)その時代を生きてきた先輩からすると、これくらい厳しいのは当たり前、という感覚。
上の先輩と接していると、怒られるのがしょっちゅうですし、キツイことを言われたり、こんなに細かいこともー!?っと思うことがあります。世代ギャップ!?(さすがに体罰は無いですが)
こんな感じで人間関係は大変でした。
2位 減量
これはボートレーサーでいる以上、仕方のないことです。
ボートは軽ければ軽いほどスピードが出ます。
男子は52㎏・女子は47㎏という最低体重が設けられており、ここを目指して選手は減量しす。
男子で52㎏ってけっこうガリガリだと思います。ガリガリというより細マッチョと言ったほうがいいですね。
減量といえばボクシングを思い浮かべますが、ボクシングは年に数回の試合に向けて究極に絞るという感じですが、ボートレーサーは試合数が多いというか常に仕事ですので、ずっと体重を維持しなければいけません。
レース場ではサウナにこもる選手もいっぱいいますし、休日は体を動かしている選手が多いです。
私も、選手時代は常に体重を意識していました、外食では一人前頼んでも残しますし、炭水化物はあまり食べない、毎日長風呂、夜遅くなったら食べないなど。
年々、代謝が落ちてきて若い時と比べると、体重が落ちにくくなってくるので、食事の量も年々減りました。
3位 体のメンテナンス
ボートレーサーは試合数が多いです、また長く選手を続けていると、大体どこかしら痛くなってきます。あまり表には出ないですが、持病をもっている選手はいっぱいいます。
よくあるのはヘルニア。プロペラを叩く行為は、腰に負担がかかります。
ほとんどの選手は、レースが終わると整体にいってメンテナンスをします。
1週間レースをすると、筋肉は疲労していますし、体がゆがんでバランスが崩れていたりするので治します。
これを怠ると、次のレースに響いたり、近いうちにいつか体にガタが来ます。
さいごに
ボートレーサーは大変なことがいっぱいありますが、それ以上にやっててよかったと思える、魅力がある仕事なのであきらめないで夢を追いかけてください。応援しています!
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