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あまりに鮮やかな思考力

濱口雄幸。この方の名前覚えました。
いや、業界内では物凄い人なんですけども。

何だろう、真に思考力に秀でた人のアウトプットとは、こんなに「明解」なのかと。

サノ
そもそもの「構想をつくる力」で負けていることが、今の日本の敗因だと。

では、日本はここからどうすれば逆転していけるんでしょうか?


濱口さん
まずは、「実行フェーズで頑張る」という発想をやめましょう。

濱口さん
多くの日本企業は、上流フェーズにリソースを割いていない。時間も、お金も、人もです。

「コンセプト」や「戦略」ほど意外とエイヤっと短時間で決めて、自由度低くなった「実行」フェーズからむっちゃ頑張ってもがいてる。


サノ
その光景、めっちゃあるあるかも…


濱口さん
気持ちはわかるんですよ。下流にいくほど「頑張ること」と「結果」が明確になって“不確実性”が下がるから、安心してリソースを投入できるようになる。

べつに僕も、後半の実行段階の重要度を軽んじているわけではありません。

ただ、本来成功するために「コンセプト:実行=1:10000」の資源をかけるべきところを、コンセプトフェーズに「0.001」しかかけていないという話なんです。

この一週間近く、これが頭に刺さって離れない。
よくぞ言ってくれた。
いや、そんな構造が見えていたのかと。

本当に思考力に優れたコンサルってこういうことか。
もっと話を聞きたい。
もっと思考力を高めたい。
こうまで切に感じたことは、今までなかった。

というわけで、どうやら現在後編も掲載されてるようで。

論文集もございますが、まずはこれから。
Kindle版のみです。

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