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週刊映画語りvol.4『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

 Yeah!ぶちあがってしまえる一作!本日紹介するのはガイ・リッチー監督作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

 主人公はロンドンで盗品を売りさばき小銭を稼ぐエディ、ベーコン、トム、ソープの四人組。あるときエディが仲間と持ち寄った金で、ギャングのボス、ハリーとポーカーで戦い負けてしまう。巨額の借金を負った四人組は、一週間以内の返済を迫られ、アパートの隣部屋に住む別のギャング達から金を横取る作戦に出る。

 主人公四人組、ギャング団、もう一つのギャング団、麻薬の密売人達、大金は誰の手に転がり込むのか!?偶然が偶然をよび、誰もコントロールできない事態にまで膨れ上がっていく様が魅力。「誰が大金を手にするのか!?」のドキドキ感と「これどうなっちゃうの」のハラハラ感。悪党どもがあっちにこっちに動き回る映画、最高ですよね!どっちを向いても悪なので、悲惨な目に遭っても「ま、しゃあないか」みたいな気分になれるのも良き。

 監督は最近だとディズニーの『アラジン』などを撮っているガイ・リッチー監督。デビュー作の本作で名を挙げたそうです。意外に見られる媒体が少ないのが玉に瑕(配信サービスだとUNEXTくらい)内容の面白さは保証するので、悪漢ものが好きな人、そこまで暴れないジェイソン・ステイサムが見たい人、ぜひどうぞ!
(本作に比べて色々な場所で見やすい同監督の二作目『スナッチ』も同系統のおすすめ映画です)

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