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週刊映画語りVol1. "Tokyo Tribe"

TOKYOTRIBE !! Never Ever Die !! "

 なんだかすごい映画を見た。園子温監督作『TOKYO TRIBE』
 ラップが乱れ飛ぶ世界で、族達が東京のトップをとろうと抗争をはじめる。エログロあり、倫理観めちゃめちゃで、大手をふるって薦めることはできないけど、一点突破の尖りが最高!
 
 パチンコ屋かなにかか?といいたくなるビカビカした映画ポスター。金髪ムキムキ男たちが顔圧展覧会よろしく並ぶ。映画がはじまると真っ先に出てくるのは半裸の鈴木亮平。獣めいたオーラを全身から放ち、一目見るだけでわかるヤバさを醸している。他にも、頭のネジが外れたどころかネジ以外全部外れたレベルの竹内力、作中の善性を一点に集めた佐藤隆太、男たちのラップに合わせておもむろにビートを刻むDJババアと、一度みただけで忘れられないキャラクターに溢れている。そして、それらすべてを破壊する巨大扇風機。性と暴力に溢れた住みたくない街No.1東京で、男たちがラップでディすり合う
 
 ぶつかりあう男たちの暴力!内容的にはそれ以上でも以下でもないけれど、作中のラップの口ずさみやすさが癖になる。契約している無料サブスクにあったので千早も思わず落としてしまった。一緒に歌いたくなるよね

 万人向けではないけど、個人的にはかなり好きな映画でした!数年に一回くらい見返しちゃう気がする
 

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