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読書日記『異邦の騎士』最高botになっている

 最近、本をよく読む。というより三月、マジで本を読めていなかったのでその反動だ。だいたい冬と花粉症が悪い。寒いとメンタルが悪化し、花粉症でフィジカルが悪化する。どうやら千早は冬には冬眠すべき生物らしい、というのがここ三年くらい振り返って導き出された結論だ。来年からは積極的に冬眠していこうと思っている。

 本が読めるようになって、今まであまり触れていなかった日本の大御所ミステリ作家、島田荘司に手を出しはじめた。デビュー作の『占星術殺人事件』くらいしか長篇に触れていなかった島田荘司の御手洗潔シリーズを『斜め屋敷の犯罪』(長篇二作目)『暗闇坂の人喰いの木』(長篇四作目)と読んで、『異邦の騎士』に入った。どれも面白かったけど、シリーズを続けて読んだときの『異邦の騎士』の破壊力がすごくてね……御手洗潔という少し斜に構えた天才探偵が大好きになってしまった。
 題名に最高botになってしまったと書いているくせに感想を話せと迫られると「もう、よかったね……」くらいしか言えない状態なので、気になった人は島田荘司作品面白いから読んでみてね……さすがレジェンドよね……

 ちなみに「島田荘司興味あるけどどういう風に読んでいったらいい?」という人には、古書屋敷こるのさんのこの動画などおすすめ。各作品の話や読むおすすめ順がネタバレ抜きで紹介されていて、綺麗にまとまっていて素敵なのだ。


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