1114:なぜこんなにも悔しいのか
昨日11/13の紅白の出演歌手発表における、日向坂46の落選を受けて1日が経ってからの、一ファンとしての今の気持ちの雑多な記録です。
運営や他グループへの批判とかは無いです。
最初に感じた気持ち
11/13(月)の13時から始まった2023年のNHK紅白歌合戦の出場歌手発表の記者会見。
その様子はX(旧Twitter)上でも中継の映像がリアルタイムに閲覧できるようになっており、会社の自席でオンライン会議に出ながら、手元のスマホをチラチラと見て確認してしまっていました。
仕事終わってからお知らせを見る形でも良かったのですが、
「今年は3坂道グループそろっての出演が決まらないかな…!」
と、どうしてもソワソワしてしまっていたわけです。
そして発表された出場歌手の一覧、そこに"日向坂46"の文字は無い。
日向坂の紅白落選という事実をリアルタイムに知りました。
これを読んでくださっている方は、最初どんな気持ちだったのでしょうか。
落胆?運営などへの怒り?納得しましたか?はたまた失望?
紅白落選を知ってから、そのまま流れでTLを拝見していましたが、多くの方が様々な気持ちを吐露されていましたね。
私は、最初は落胆が大きくとても落ち込んでいました。シンプルに、
「そっかぁ…今年はダメだったかぁ…」と。
そこからどんどんと悔しさが、さらには少し、行き場のない怒りまでわいてきてしまっているのを感じました。
TLにはごく一部、多方面への批判をされている方もいて、自身もそういった批判のような邪な感情を抱いてしまう前に、自らの気持ちは何も吐き出すこと無くそっとTLを閉じることにしました。
メンバーの謝罪に対する気持ち
そしてその日の夕方以降、メッセージアプリで多くのメンバーから送られてきた「申し訳ない」という言葉。そして続く、画像の無いブログでの謝罪。
私は悔しさが爆発していきました。
メンバーの謝罪ほど、強い悔しさを感じるものはないです。
正直なところ、私自身は別に紅白大好き人間なわけではありません。
大晦日、紅白は好きなアーティストが出ているところだけは観ますが、ここ数年、最初から最後まで観ることはほとんどありません。嫌いというわけでもなく、あくまで番組自体には大きな関心が無いというだけです。
それでもなぜ悔しさが爆発するのか。それはまるで、今年一年の活動に対する不合格通知を受けたように感じるからです。
日向坂はアイドルグループであり、女性アーティストグループであって。
アーティストとして年末の集大成、大舞台の一つなのは間違いありません。
例えば、高校野球部にとっての甲子園、スポーツ選手にとってのオリンピック、その他インターハイ、全国大会などのような…。
「猛練習と一致団結の結果、甲子園出場を決めた」
「あと一歩及ばず、甲子園出場の夢は叶わなかった」
のように、一つの大きなボーダーなのかもしれません。
おそらく多くの人が、対外的に見てもそれらの一種のボーダーを超えたかどうかで見方が変わっている気がします。
紅白という番組も、一つのボーダーとして見られているでしょう。
単純に老若男女問わず様々な方が視聴している紅白と言う番組で、日向坂のグループの良さが多くの方に届けられない、年末に観られない残念さもありますが。それよりも、
「日向坂46は、グループとして頑張ったけど、紅白には落選した」、
そんな風に一年全体が"未達"や"不合格"のような評価を受けるのが悔しくてたまらないのです。
TLで見かける数名のファンの
「そうじゃないかと思ってた」
みたいな投稿にも、メンバーの
「どこか納得してしまうところがある、それも悔しい」
のような、ブログやトークでの気持ちの吐露にも、どちらに対しても悔しいです。
そんな一年だったんでしょうか。
あまりにも悔しいと思うことが多く、仕事帰りの車の中で、大声で叫んでしまいました。
一年を少しだけ振り返って思うこと
以前の投稿にも記載したのですが、年始から5月頃まではメンバーから不安や焦りを感じたり、一ファンとして
「次はいつ何があるんだ?いつ発表されるんだ…?」
といったような気持ちになったこともあります。
とはいえ自分にとっては、多くのメンバーが舞台などグループ外でも活躍していましたし、テレビでも多くの外番組に出演していて、たくさんの活躍が毎週の楽しみになっていました。
実際、こちらのページで調べてみても、ゴールデン帯におけるアイドルの中でのトータルの出演時間は4位、女性アイドルグループとして唯一TOP10にランクインしているほどで、テレビ業界としての知名度や話題性が2022年よりも大きく低下したわけではない気がします。
それでも今回、落選という結果になりました。
出場歌手の選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3点を中心に検討し、総合的に判断しているとのことです。
客観的にはわからない、難しい基準です。
テレビ単体の話題性だけではなく、アーティストとしての今年一年の活躍や、世論に対する話題性などが届かなかったのでしょう。
この一年に参加してきた多くのライブや、観てきた番組や舞台などはすばらしいものでした。
たくさんいいところがあったし、現在は休養中ですが自分にとっては最推しの丹生さんのセンターも観られて、多くの幸せな思い出があります。
それらを絶対に否定したくはありません。
長年の夢であった東京ドーム公演を成し遂げた2022年に比べて、どうしても印象が薄く感じる部分はあります。
2024年がさらに飛躍の年になることを期待したいです。
最後に
紅白まではあと一歩だったのか、遠い道のりなのかもわかりません。
それでも一ファンとして見守っていたいし、嬉しい報告には「おめでとう」とたくさん伝えたいし、最高のライブにはしっかりと声援を届けたい。
最推しの丹生さんが力をつけて帰ってくる場を守りたい。
そして、新しいファンを温かく迎え入れる空気感をなるべく作っていたいし、グループ全体を一丸となって応援できるような一員でありたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
とらん