2022/2/5 念願の定食屋

母おすすめの定食屋があるのだが、3回行って3回休業日で食べられなかった。

休業理由のうちわけは日曜日、日曜日、年末。土曜日ならいけるだろうと母に提案し、母私弟の3人は昨日やっと営業中にお店に行くことができた。

13時前に着き、店内に入ると先客はガテン系のいかついお兄さん2人だけ。経営はおじいちゃんとおばあちゃん2人で行なっているようだ。おばあちゃんに「3人です」と伝えると、マスクをしていてもわかるくらい「はい?」という表情をされた。こんなに空いてるんだから好きな席座れよ!ってことだろうなと理解しテーブル席に座った。


昔ながらの定食屋といった感じで、メニューは焼き魚定食や、生姜焼き定食、唐揚げ定食、ミックスカツ定食、そしてオムライスもあった。5分くらい迷っていると、おじいちゃんがメンチカツと唐揚げの定食がおすすめですと言ってきたので3人ともそれに決定。

お会計で近くにきた怖いお兄さんたちにビビるという時間をはさんで、定食到着。

まず味噌汁。濃いめの味付け、美味しい。つぎに野菜を食べきる。と思ったら途中で弟の「うんま!」が聞こえて、ベジファーストの掟を破り唐揚げを食べた。塩味の味付。胸肉を使っているのにしっとりしていて、柔らかい。肉汁が出てくる。美味しい!そしてメンチにかぶりつく。胡椒がきいていて肉の旨味が溢れてくる。うまい!お米が進む。そして私の視界の端で驚きの光景。

弟が唐揚げに醤油をかけた。醤油味がよかったんかい!と
なんとか腹落ちさせかけたところで、ソースをかけ出した。薄味が気に入らなかったのか。でも薄味にソースはもう、ソースだよ。と思いつつ、押しつけちゃダメだなと思い、好きに食べればいいと放っておいた。そのままで美味しいと思うけどなあ、、、

食べ終わりお会計。母にご馳走になる。いつもありがとう、両親。
ごちそうさまでした!と夫婦に声をかけた。すると、弟が「美味しかったです」と言っていた。複雑だ。無口な弟がお店の人に「ごちそうさまです」だけでなく、「美味しかったです」まで伝えるとは粋ではないか。

ただ、おまえは唐揚げに醤油とソースかけてたけどな。
ちょっと面白かったので、お店に出たあとソースかけてたよね?と言おうと思ったがやめた。絶対に不機嫌になるし、もう弟が「美味しかったです」と伝えなくなるかもしれないから。

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