SATANIC CARNIVAL'23 DAY2 Vol.2【LOW IQ 01&THE RHYTHM MAKERS】AIRJAM世代の香り漂うステージ上とモッシュピット

SATANIC CARNIVAL'23の2日目はヘッドライナーのHi-STANDARDもさることながら、脇を固めるLINE UPがとんでもないことになってまして。

特に年季の入ったOLD KIDSほど垂涎の的だった(ハズ)と思われるのがSATAN STAGEの6番手で登場したLOW IQ 01&THE RHYTHM MAKERS。

LOW IQ 01ことイッチャンはハイスタのツネちゃんとかなり若い頃からの知り合いで、イッチャンがソロになってからもユニットを組んだりと親交が深かったこともあり、そうした文脈からも絶対に見逃せないステージだった。

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LIVE開始前に、前の方で見ようと歩いってったら普通に最前エリアまで行けちゃった。でも周りが似たようなOLD KIDSばっかりで、やけに落ち着く。

STAGE上にはすでにイッチャンはじめメンバーが出てきてセッティングしてる。ギターが真ん中分けの髪を紫に染めた人の良さそうなおっちゃんで、どっかで見たことある感じの人だなぁって思いながらいったん目を逸らして、

………。

いやハワイアンのYUTAじゃん！！！

って思わず二度見した！
髪切ってたの全然知らんかった。

もう1人のギターのシノブくんがチョロっと弾くフレーズがSNUFFの『Sunny Places』だったり、セッティングからもうすでに楽しい！

一旦はけて、定刻きっかりに再び4人が登場！

一発目に激しいドラミングの『Delusions of Grandeur』でステージ前が早速モッシュピットと化し、ダイバーも続出。

そーいやこの感じ、めっちゃ久々。そして良い感じにOLD KIDSばっかりで、やけに落ち着く(2回目)。

2曲目に最新アルバムから『STARTING OVER』。比較的穏やかな曲なのでいったんピットが落ち着くも、3曲目のアイリッシュシンガロングナンバー『HANGOVER WEEKEND』でまた大盛り上がり。

良い感じに出来上がってきた最高のタイミングでSUPER STUPIDの『WAHT'S BODERLESS?』のイントロが鳴り響く！これで一気に周りのみなさん若返りになっておられて、もうあちこちで飛びまくりの歌いまくり。

SS曲アツすぎて暴れることに夢中になってて、ふとSTAGE見上げたらいつのまにか鬼(TOSHI-LOW)いるし！なぜか向日葵持って！！

ちなみにイッチャンのLIVEは直近だとそれこそTOSHI-LOWがオーガナイザーを務めてるNEW ACOUSTIC CAMPでアコースティック編成のLIVEを3回ほど見てまして。いつもイッチャンって会場内の一番遠くにあるninbas STAGEでトリを飾るのが通例なんだけど(ninbasの主と呼ばれております)、どんなに多忙でもその合間を縫っていつだって必ずTOSHI-LOWはイッチャンのもとに駆けつけて来るの！

さすがイッチャンから"LOW"を継承された弟子LOW。もう師匠に忠実すぎてたまらんのよこの人！しかもちゃんと胸に"LOW"のロゴ入ったTシャツ着用してるし。

今日は流石に来ねぇだろと思ったら、昨日広島でLIVEやってから午前中に移動して千葉まで来たっんだって。

ここでTOSHI-LOWがMC。

この後の3人組じゃない3人組。見たくないと思って今日は来ないつもりだったけど、だからといって悲しみがなくなるわけじゃないし、いなくなった人も戻ってこない。イッチャンに呼んでもらったし、現実を受け止めて前に進むためにも見届けようと思って今朝広島から来ました。

私たちの人生も、あなたたちの人生も、決して永遠じゃない。だからこそ、やりたいことややらなきゃいけないことはできるだけ早くやろう。そして今できることは、今日という1日を全力で楽しむこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はいイッチャン、楽しませて！(猛爆)

「TOSHI-LOWまだ帰るなよ！」と呼び止めて始まったのがTOSHI-LOWフューチャリング曲の『Snowman』。

アウトロのいつもなら腕組みしてクルクル回るところを、今日はドラム台にフロントの3人プラスTOSHI-LOWが並ぶ。左からASPARAGUS、元SUPER STUPID、HAWAIAN6、BRAHMANがズラリと並ぶオールスターキャスト！

ここでお役御免のTOSHI-LOWを見送ってから鳴り出したのが『SO EASY』！これがまぁ良かった！興奮して暴れすぎたお陰で疲労困憊の身体を休めながらも心地よいリズムとミドルテンポのラウドサウンドに身を委ねる。このくらいのテンポ超ちょうど良い！

ラスト2曲は鉄板の『MAKIN' MAGIC』と『LITTLE GIANT』！もうひと暴れさせてもらって大満足のまま終了。

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ちなみに『LITTLE GIANT』はHUSKING BEEのイッソン(磯部正文)のことを歌ってる曲。イッチャン達の2コ前に出てたマキシマムザホルモンでもイッソン絡みの演出あったから、これは完全にイッチャン側からのホルモンへのアンサーかとwこのイッソンつながり展開に勝手に萌えておりました。昨日のKEN BANDもHUSKING BEEの『WALK』演ったらしいし、イッソン、いないけどいるじゃん！ってなった。

ステージ上もモッシュピットもほのかにAIR JAM世代の香り漂っててなんだかもう無性に懐かしかった。

尚、冒頭書いたようなツネちゃんとの関係性を踏まえた言及はイッチャンからは特になかった。いつもステージ上では早口でボケかましてるかACID MAN大木くんのモノマネしてるかの完全陽キャの人だから、感傷的でシリアスなことはTOSHI-LOWに代弁させたのかな。

言葉じゃなくて音でぶっかましてくれたイッチャン！やっぱりいつだって明るくカッコいいぼくらのお兄さんでした！