あつ森を4年間プレイし続けるコツ

2020年3月20日、任天堂から発売されたソフト「あつまれどうぶつの森(あつ森)」。コロナ禍で一世風靡したが、あれからすでに4年が経った。購入した友人や知人は、皆が「もう飽きた」と口を揃えて言っているが、以前HokkoLifeを紹介した時にも書いたように、私は発売日から一週間以上プレイしなかったことはない。ソフトは6600円程度だったかと思うが、その額を払って、一番の趣味として4年間君臨し続けているのだから、コスパが良いなんてもんじゃない。

あのゲームを4年間プレイするのは少しコツがいる。確かに、ただ釣りをして虫取りをしているだけでは飽きてきてしまう。コツはズバリ「コレクション」である。

まず釣りや虫取り、海の幸をとるにしても、図鑑があるのはご存知の通りだが、あなたの図鑑は埋まっているだろうか?恐らく埋まっていない。図鑑を埋めるのには少なくとも一年は本気で収集しなくてはならない。月毎に見られる生き物は違うし、時間帯によっても出現が変わる。更にレアな虫やレアな魚がいたりするので、2時間ほど釣りを続けないと会えなかったりする。
この図鑑はただのコレクションだ。集まったから何ということもない。だが、全て埋めた時の快感と言ったらない。なんせ、少なくとも1年かかるのだから。
ちなみに私は、図鑑を埋める際に捕まえた生き物を、全て博物館に寄贈する。フータというフクロウのキャラクターが、生き物の詳しい解説をしてくれるので、ちょっとだけ賢くなれる。この博物館には、生き物の他に化石と美術品を寄贈することも出来るので、そちらもコンプリートしていけて快感だ。全て寄贈できれば、博物館も綺麗な景色になる。

図鑑を埋めたらコレクションが終わるかと言うと、そうではない。次にご紹介するコレクション要素は、レシピだ。レシピは、ゲーム内で家具を作るために必要なものであるが、これがなかなか量がある。4年間時間操作をあまりせずにやってきたが、レシピはまだ埋まっていない。果てしない。でもゴールは見えているので続けている。
レシピは、ゲーム内の住民(どうぶつたち)から貰ったり、自分の島や離島の海で瓶に入って流れ着いたりする。1日に何度か貰うことができるが、被りが多くてなかなか知らないレシピに出会うことができない。
いつか必ず全てコンプリートしたいと思っている。

レシピが集まったら、いよいよ終わりか…と思ったらまだ甘い。次にご紹介するコレクションは、家具だ。従来のどうぶつの森シリーズと比べ、あつ森は外に家具を置けるようになった分、とても沢山の家具がある。色違いの家具も含めたら、それはそれは凄い数になる。
「たぬきショッピング」という機能がゲーム内にあるかと思うが、私の目標は、たぬきショッピングで全ての家具と洋服を買うことが出来るようにすることだ。たぬきショッピングでは、今まで一度でもゲットしたことがある商品しか買うことが出来ない。

あつ森のオタク界隈では「おさわり会」というものが、時たま開催される。たぬきショッピングで買えるようにするため、主催者がいろんな家具をお触りさせてくれる会である。SNSなどで検索すればすぐに見つけることが出来るので、こういったものを活用している人も多い。(私はこじらせ収集マニアであるため、利用していない)

ここで面白いサイトをご紹介する。
「あつ森ガチコンプ」というサイトだが、ここに今まで自分がゲットした家具や洋服など、全てチェックすることができる。あつ森を持っている友人と共有すれば、もしかしたら家具を貰うことができるかもしれない。

私が最近コンプリートした家具で、やりがいがあったシリーズがある。それは「もけい」シリーズだ。全種類の虫と魚の模型が存在する。3匹ずつ捕まえて模型にしていくのだが、これが骨の折れる作業だった。頻出の生き物であれば容易いが、レアな生き物は何時間とかかって1匹しか獲れないため、何日にもわたって3匹収集したりした。コンプした時の快感と言ったら…!何にも変えられないほど嬉しい。

さて、ここまで紹介したが、収集するために必要なものは何か。それは「お金」である。どうぶつの森は、そういうところがシビアだ。簡単に稼ぐ方法もあまりない(株はあるけど)。家具を買ったり、美術品を買ったり、洋服を買うためにはお金が必要なので、否が応でも釣りや虫取りをすることになる。虫を取り、魚を釣り、元手が出来たら株を運用し、欲しい商品を買って、家具を作って。するとどんどん時間が過ぎて、もう4年も経っていた、という訳だ。

どうぶつの森、買ってもう何年もやってないよ、という方も沢山いると思うが、まずは是非どうぶつの森の電源を入れて、どうぶつたちに会いに行ってほしい。コレクションやなんやの以前に、可愛いどうぶつとお話しすると癒される。そして操作方法を思い出したら、図鑑をコンプリートしてみてほしい。スッキリ快感。
収集だけではなく、住民の可愛いどうぶつ達とお話をしたり、家のリフォームや島のリフォームなど、やることは沢山ありながらも癒される。
私のどうぶつの森コレクションは、まだまだ続く。

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