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その2 あいみょん・スピッツ対バン「AIMYON vs TOUR2024 ラブ・コール2」

2024年7月18日、仕事を投げ出し、飛行機は無事飛び、ゆりかもめもトラブルなく動き、午後4時ごろ、東京ガーデンシアターに到着。

暑かった。とんでもなく暑い日だった。

会場入りし、座席を確認した。一番前。本当の一番前だった。あいみょん主催のライブなのに、最前列は年齢層高め。余裕持って、ファンクラブ入り続けられるのは、おじさん、おばさんが中心なのか?まあ、そんなことはいい。

目の前で、ステージカメラマンの方が、大きな一眼レフを準備している。

あいみょん主催の対バンなので、最初に登場するのはスピッツだ。

さっそうと現れて、まず1曲目「空も飛べるはず」(1994年)
幼い微熱を~!
田村さんがほぼ、目の前にいる。
まず、「つかみは、みんなが知っている曲を演奏しようよ!」というスピッツメンバーの優しさかしら?
君と出会った奇跡が~ この胸にあふれてる~
草野さんの高音に、会場全体が包まれているような感覚。

2曲目「ハチミツ」(1995年)
アルバム「ハチミツ」の1曲目を飾るタイトル曲。
甘い、甘いラブソングが、不思議な曲調にのせられて進んでいく。音楽的な専門知識がないから、うまく書けませんが、上行ったり、下行ったりして、飛び跳ねるようにして進みながら、サビに入っていく。
まだ、会場はおとなしめ。

3曲目「恋する凡人」(2010年)
ストーカー?ちょっと変人?
まあ、歌詞にはいろいろな取り方があっても構わない。
「いま 走るんだ 土砂降りの中を~」から、8000人が一斉に手を振り出した。あいみょんファンを取り込んで、一体感が出てきた。

4曲目「醒めない」(2016年)
あいみょんに衝撃を与えたというこの曲。「最後の方に持ってくるのかなあ」なんて、想像していたら・・・。
MC前に演奏しちゃうという。
アラフィフになった草野さんが書いたこの曲。これを聴いたあいみょんが「50歳になっても、まだ、ロックに醒めない」と驚いたとか、驚かないとか。

「まだまだ醒めない アタマん中でロック大陸の物語が
最初ガーンとなったあのメモリーに
今も温められている さらに育てるつもり」

とファンに決意表明している。

ファンへの感謝を歌った曲は、スピッツにたくさんあるけど、この「醒めない」はその代表的な曲ですもんね。

5曲目「君はロックを聴かない」(カバー)
なかなかMCにいかないなあ、と思っていたら、そのまま、あいみょんの代表曲をいきなりカバー。
この曲は、男の子視点で書かれているから、草野さんが歌うのはぴったりくるなあ。優柔不断で、自分が大好きなロックを好きな女の子に知ってもらいたいけど、決して押し付けられない男の子についてつづっている。

ここで、MC。
この曲を演奏することは極秘事項らしく、リハでもやらなかったらしい。セトリにも「あれ」とか書かれていたらしい。
あいみょんが「醒めない」を聴いて、「君はロックを聴かない」を生みだした的なお話を三輪さんが草野さんに教授していて、草野さんが恐縮していたような。
その後、じゃあ、「醒めない」をあげるから、「君はロックを聴かない」をもらえないかなあ、とか、とんでもないこと言ってて、会場は大盛り上がり。

でもさ、「醒めない」に登場する「男性」は、「君はロックを聴かない」の「男子」が成長したんじゃないかしら?
時系列的には、「醒めない」→「君はロックを聴かない」だから、醒めないの男性の青春時代をあいみょんが描いた作品なのかも?なんか、いいな。

ここから後は、あいみょんが希望した曲を演奏すると、紹介があって、後半に続く。

2024年7月20日 トラジロウ

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