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占いと猫とトラジャのコーヒーvol.42~強制力。

やるべきことを後回しにしていると、強制力が働くことがある。
今回は、強制力がばりばりに発動した時のお話である。

ありえない!スマホを家に忘れた!

その日の朝、電車に乗った瞬間、スマホを忘れたことを思い出した。
帰宅は22時を回る日なのに、ものすごく困るんだがどうしたものか、とカバンを探りながら考えていた。

どれだけ混ぜくり返してもスマホがあるはずもなく。
替わりに、ちょっと分厚い本があった。
図書館で何となく気になって借りた『アトランティスの叡智』という本だった。スマホがないから、しかたなく私はその本を読み始めた。

小さな行動がどんどんリンクしていく

明治神宮でヒーリングセッションを受けた際、お風呂でマントラを唱えるように言われた。好きなマントラでいいということで大好きなガネーシャのマントラを唱えていたのだが、なんかしっくりこない。いくつか試したがやはりしっくりこない。ガヤトリーマントラはマストとして、そろそろもう一つ覚えたいな、と思っていたのが、ムリチュンジャヤ・マントラだった。

<< Maha Mrityunjaya Mantra>><マハ・ムリチュンジャヤ・マントラ>
Om Tryambakam yajamahe, オーム・トゥリャバカム・ヤジャマヘー、
Sugandhim pushti vardhanam, スガンディム・プシティ・ヴァルダナーム
Urvarukamiva bandhanan, ウルヴァルカミヴァ・バンダナーン、
Mrityor mushiya Mamritat. ムリチョル・ムクシャ・マームリタト

http://waterandcloud.jugem.jp/?eid=102

この日、初めてムリチュンジャヤ・マントラを108回唱えた。
マントラは、108回を1セットとして数える。
私が毎日かけている白檀のネックレスは108個の白檀と天珠で作った。
1回マントラを唱えるごとに、1個白檀を繰るのである。
日本にも、数を数えるためのお数珠があるが同じ仕組みだ。

明治神宮セッションからあまり日を置かずに受けたグループセッションで、自分の叶えたい事を発表するワークがあった。私はそこで「すべてのことが書かれた本を手に入れたい」と発表した。他の方は、世界を股にかけながら仕事がしたいとか世界のリゾート地で暮らしたいとかすごくかっこいい夢だったのに、私は引きこもりかよ、と思わなくもなかったが、本心なので仕方がない。すべて書かれた本がだめなら鑑定眼くださいとか中二病的な事を思っていたが発表せずに済んで私は助かった。

そして、この本『アトランティスの叡智』はこのグループセッションの前にすでに借りていた。 

ここまでが前提。

スマホを忘れたわけ

スマホは人類最大の発明だと思うが、同時に人生における時間泥棒でもある。その日も普段であれば、一日スマホのお世話になっていたはずである。
が、ない。
となると時間をつぶす手段が絶たれてしまった状態なのである。
家人に、届けてもらうかどうかを悩んでいた。昼過ぎまでは睡眠中なのだ。叩き起こしてまで持ってきてもらうのは遠慮だった。

そこで、ふと考えた。

スマホがない。
つまり、スマホで時間を潰せない。
ということは大量の時間が手持ち無沙汰になってしまう。
が、幸い分厚い本がある。
この本を読破するくらいの時間は十分にある……。

はっ!と気がついた。

これは、『今日この本を読め!』と言われているのだと。

強制力だ。

明治神宮でのセッション以来、ハイヤーセルフなのか、加護をいただいている存在なのか、はたまた自分自身の意志なのか、自分がやるべきことをやるべきときに必ずやること、というところに焦点があたっている気がする。

目に見えないけれど後押ししてくれている存在のメッセージに気が付ける機会が増えたというか、受け取れるようになったというか、とにかくありがたい状態なのである。

ということは、受け取ったメッセージに対して、私は真摯であるべきだし、行動することが自分にとって一番良いことであるのは自明だ。

とどのつまり、スマホはほっとけ本を読め。ということだ!

『アトランティスの叡智』読み始めて気がついたこと

この本はとにかく読みにくい。
意識して読まないと頭に入っていかないのだ。
普段はやらないのだが、一読では理解できなくて2度3度と読み返すのでなかなか読み進めることができなくて苦労した。

あちこちに散りばめられたキーワードが、明治神宮のセッションから続く知識の取得、宇宙の真理的なものに迫る内容だったのも印象的だ。
セッション中に聞いた内容が何度も本の中にも出てきた。

そして、今まで読み漁ってきた叡智に関する本、思考の現実化や意識の物質か、キリスト教のほんとうの意味、レムリアにアトランティス、日本という国の意味、マヤの予言や、メソポタミアにインド。そういうものがすべて詰め込まれている。

『アトランティスの叡智』は2004年に発行されているのだが、なんで今まで読んでなかったんだろうと少し悔しく思う反面、今やっと読める段階に来たのだな、という納得感があるのだ。しかし、どうしても頭に入らない章があったので、これは今は理解できる段階ではないのだろうと思った。

オリエンテーションと題した冒頭文にも書かれているのだが、ちゃんと読むべき段階に来ていないと理解できない文章になっている、のだそう。
低次のものが読んだところで理解できない作りになっているのだと。

ちょうど最近「レベル」というものに関して思うところがあったので余計にぐっときた。レベルは歴然とある。魂のレベル、ステージは確実にあるのだ。

自分が今どのステージに居るのかで理解できる深度が変わる。
この本はちゃんと買って、折に触れて読み返すことが必要な本だと感じた。

さて、一通り読み終えた。
最後の章にあったのは、マントラのワークだった。

マントラは発音することで効果が発揮される仕組みになっている。脳内再生では10分の1以下の効果も期待できない。
なぜかというと、音そしてそのバイブレーションがマントラの肝心な要素になっているからなのだ。

この本の中では多くのワークが紹介されている。その中にはチャクラを整えたり調整したりするものもあるのだが、その多くに音(振動)を利用している。正しい音で振動させていくことはチャクラを活性化するために必要なのだ。

で、その紹介されていたマントラがムリチュンジャヤ・マントラだった!

最後の最後で、やられた~!と思ったのだった。

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