悩める看護師たち

生活支援部門統括リーダー河原です。今日はとらいふの看護師についてご紹介したいと思います。
とらいふには常勤・非常勤合わせて6名の看護師がいます。訪問看護などで経験を積んだ健康管理室長を中心に、明るく個性豊かな看護師たちがご入居者のために日々ユニットを走り回っています。

皆さんは特養看護師の仕事と言うと、どのようなことを思い浮かべますか?
とらいふでは次のようなことをしています。

♡健康管理
ご入居者に体調変化がないか、食事は?排泄は?睡眠は?と確認して、状況により主治医や家族に相談しながら対応します。そのほかお薬の管理、経管栄養(お腹の管から栄養剤を注入する)やインスリン注射などの医療処置をしています。

♡身体介助
これは主に介護士の仕事ですが、飲み込みが悪い方への食事介助や体調がすぐれない方への入浴介助、その他人手が足りないときなどに看護師が行います。

♡多職種との協働
医療の専門職として他職種への情報提供やケアのレクチャーなどを行います。感染症対策に関しては、新型コロナウイルスについてはもちろん、インフルエンザやノロウイルスに関しても定期的な研修を行っています。


体調を崩しやすい方、老衰により最期を迎えようとしている方など、とらいふには様々な健康状態のご入居者が暮らしています。特養の看護師には、医師の常駐がない中で適時適切な情報収集と判断を行い、家族や主治医など必要な相手に繋いでいくという役割があります。看護師はその責任を負いながら臨機応変に対応することが求められています。

ともするとその責任の重さから、ついつい医療面に偏った判断をしがちになるところですが、とらいふの看護師たちはサービス理念に立ち返りながら「この判断はこの方にとって最善だったのだろうか?」と日々自問しながらご入居者に向き合っています。

【とらいふ武蔵野が求める職員像(その7)】
自分の仕事の尊さを理解し、入居者にとって最善なサービスを提供できているかを常に自問する職員

経験による自分の引き出しをたくさん増やしながらも、「答えは入居者さんにある」ことを忘れず、日々しっかりと悩むことができる看護師たち。
頑張りすぎてしまうことが少し心配ですが、これからも自分の仕事の尊さを感じながら活躍してほしいと思います。