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常識など15年で変わる、は本当か?

こんちには、とらぎつねです。

投資をしていると、未来のことを考えることが多いと思います。

これから先もアメリカが覇権国の地位を譲らないのか、中国の追い上げはどうなっていくのか、はたまた人口の半分以上が25歳以下というインドの経済が追い抜く可能性もあるのか…。

東南アジア諸国も経済発展著しく、日本はGDPで韓国にも抜かれたようですね。

そんな中、世界三代投資家の1人と言われているジム・ロジャーズは「常識など15年で変わる」と述べ、いかに未来の予測が困難かを説明していました。

(参考文献:ジム・ロジャーズ お金の新常識――コロナ恐慌を生き抜く


そう言われれば、確かに15年前って結構今と違った世の中になっているのかも…と思ったので、日本国内のお話だけになりますが、ちょっと調べてみました。

懐古厨は色々と思い出してみてください(笑)

それでは振り返ってみましょう!


<2022年の15年前、2007年>


日本各地で食品偽装が発覚し、夕張市が財政再建団体へ移行したこの年。

安倍首相が第90代首相を辞任したかと思えば郵政の民営化がスタートしました。

テレビはまだ地デジ化に完全移行しておらず、アナログテレビと共存していた時代です。

朝青龍が横綱だったこの時、発掘!あるある大辞典でヤラセが発覚していました。

テレビドラマではキムタクのHEROがヒットしていたみたいですね。

アニメはらき☆すた、天元突破グレンラガン、電脳コイル、流星のロックマンの続編トライブなどが放送していたようです。

この時はまだPHSも使われており、携帯電話と合わせて1億台を突破したようです。

スマホ、15年前でもまだですね(笑)

日本で初めてiPhoneが発売されるのは、この翌年のことです(ちなみに最初のiPhoneは3Gでした)。

みんな大好きWindowsは2000、XPに続きVistaが発売されました。

インターネットの世界はどうかというと、なんとこの年です!YouTubeが日本でサービス開始したのは。

当時はまだmixiなんかが流行っていましたね。ニコニコ動画もユーザー数が多かったのを記憶しています。


このように振り返ってみると、まだ誰もスマホを持っておらず、YouTubeのこともほぼ知らず、まだまだエンタメの中心はテレビだった時代、と言えるのではないでしょうか。

ドラマや映画なんかは、その時の時代をよく映し出しますよね。HERO、見てましたか?


<2007年の15年前、1992年>


それではもう一回り遡って、今から30年前を振り返ってみましょう。

きんさん・ぎんさんが100歳を迎え、スーパーファミコンが黄金期を迎えていたこの時代。

マリオカートやドラクエ5、スト2などヒット作が生まれました。

国家公務員が週休2日制を導入し、公立校も合わせて土日が休みになりました。

ドコモがNTTから分離し独立したのがこの年ですが、携帯電話はまだまだデカいためあまり流通はしていません。

その代わりのものと言えばそう、ポケベルです。これが流行していましたね。

今となっては肩身の狭い喫煙者ですが、この年に「分煙」が流行語にノミネートされています。

また気圧の単位がヘクトパスカルになったのもこの年。それまではミリバールという単位だったようです(私は全然覚えていません)。

経済的には前年にバブルが崩壊しているため、落ち目となっています。

後に失われた10年と呼ばれる時代が始まりました。

みんな大好きWindowsは、当然のことながら95も発売されていません。

この時もエンタメの中心はテレビ。

アニメは幽遊白書、南国少年パプワくん、ツヨシしっかりしなさい、美少女戦士セーラームーン、姫ちゃんのリボン、カリメロ、みかん絵日記、ママは小学4年生などが放送されていました。

まだ子供たちはテレビに夢中な時代。ゴールデンタイムには多くのアニメが放送されていました。

ドラマの視聴率で言うと素顔のままで、愛という名のもとに、ずっとあなたが好きだったなど、トレンディドラマというような分野のものが流行っていたようですね。


振り返ってみると確かに、かつての常識からは考えられないような時代になっていると思います。

鉄腕アトムでも連絡手段は黒電話でしたし、バックトゥ・ザ・フューチャーでも2015年にはすぐ乾く服や浮ける靴などが登場しています。

今からの15年後を予測することは、かなり困難なのでしょうね。

この記事が15年後も残るか不明ですが(笑)、その困難にもちょっとだけ挑戦してみましょうかね。皆さんも15年後、2037年の常識を想像してみてくださいね!


<2022年の15年後、2037年>


・スマホはなく、腕時計型のガジェットになっている。空中にスマホの画面みたいのが表示されて操作できる。

・ガソリン車はほぼ見かけず、自動運転もかなり普及している。免許証を取らない若者が多いのも常識。電気自動車がメイン?

・みんな大好きWindowsは黄金期を終え、インドのソフトウェア会社のOSが主流になっている。

・月に基地が作られ、南極基地みたいな場所になっている。旅行も可能だが、庶民にはまだ高い。

・日本人の人口減が続き、外国人が大量に入ってきた結果、日本の人口の4割は外国人に。学校でもクラスの半分弱くらいしか日本人はいない。

・日本人とそれぞれの国の外国人たちでコミュニティができ、差別による小競り合いが各地で頻発する。しかし多様性を認め合えるようにもなり、海外の国と比べれば相変わらず比較的平和な国である。

・テレビ局は完全にネットへ移行。それぞれが独自の「ネット局」となり、生中継以外は好きな時に好きな番組が見れるように。NHKはぶっ潰されている。

・医療も発達し、簡単な手術ならAIが行うように。診療も自宅ででき、必要な薬が届くようになる。

・「いいね」機能が価値を持つように。SNSで多くの人から支持されることが直接収入につながるような仕組みが開発され、副収入が当たり前に。サラリーマンだけで生活している人は珍しくなる。

・ネットを使って稼ぐ人たちが増え、海外で稼ぐ日本人も増加。これに税金をかけるため、各国が「ネット上で得た収益はどこの国の税収となるか」という問題を扱い始め、それが電脳世界での陣地の取り合い(第一次電脳戦争)を引き起こす。

・政府発行のデジタル通貨(デジタル円、デジタルドルなど)の勢いに押され、仮想通貨はほぼ駆逐されている。ブロックチェーン技術を使っているイーサリアムと仮想通貨の代名詞ビットコインのみがひっそりとFXのように投機対象として細々と残っている状態。

・NFTが予想より広がっていない。2022年現在では最新技術であるが、あまり世界に広がらずにそのまま下火に。NFTをうまく使える人が少なかったのも原因。そうしている間にNFTを超える技術がインドか中国、もしくはアメリカから誕生する。

・核兵器を超える「自然兵器」が誕生する。人工的に地震、台風、津波を起こすことが可能に。開発元はやはりアメリカ。

・世界の人口が100億人を突破する。食糧問題が深刻化するが、昆虫食などの対抗策でなんとか凌ぐことに。ドラゴンボールの仙豆のような食糧も発明される?


まだまだ想像は尽きませんが、長くなってきたのでこの辺で(笑)。


あなたはどんな未来になっていると思いますか?

今とは全然常識の違う世界。それはわずか15年後のお話なのです。


今回は以上になります。

ここまで読んでいただいて、誠にありがとうございます!!

それでは、また。

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