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ブックホテルに泊まってみた

ランプライトブックスホテル名古屋に一泊してきた。
ホテルの場所は自宅から電車で1時間弱と通勤だってできる距離。
わざわざ泊まりに行く距離でも無いけど、ブックホテルという所で読書三昧の時間を過ごしてみたかった。
冷静に考えたら宿泊代金で本を数冊買った方が本は多く読める。
でも、快適に本を読める環境で何もせずひたすら読書を楽しむ非日常体験をしたかった。
一泊ではせいぜい一冊しか読めないだろうけど。

チェックインのできる3時少し過ぎた頃にホテルに入ると先客が3名。
皆1人のようだった。
私も含め全員が全国旅行支援を利用するようで、手続きに時間がかかった。
部屋は8階。ベランダのあるモデレートシングルで、窓からは目の前の公園の緑と周囲のビル。
部屋のインテリアはシンプルで、白を基調に黒のアクセントが効いていて、居心地が良い。
一息ついてから本を選ぶために一階へ。
2冊まで部屋に持ち込めるので、一冊はガッツリ読むため、もう一冊は軽く楽しめる絵本系を借りた。


オットマン付きの小さなソファは座り心地が良い。
コーヒーを飲みながら早速読み始める。
1時間ぐらい経った頃、友人から電話がかかってきたのでしばしのおしゃべりを楽しむ。
家事の心配が無いのでいつもより気楽に長電話。
読書を中断したついでに一階のカフェでビールと軽食を買って部屋に持ち込み、読書再開。
ビールを飲みながら読書って気分が良い。
少し気分を変えて絵本系の一冊を読む。
楽しい。
気がついたら日が暮れていた。
シャワーを浴びて、夫にLINEして、続きの読書。
洗濯物を取り込んで畳んでしまうこと、夕飯の用意と片付け、猫の餌やり、お風呂の用意など、いつもの家事をしなくて良い。
明日の朝ごはんのこと、夫のお弁当のことも考えない。
残すはあとがきだけ、というところまで読めたので、残りは明日の朝読むことにして就寝。
翌朝の朝食も部屋に持ち込み、本の残りを読み終える。
チェックアウトの10時までもう一度絵本系の方を読んだり、部屋に飾ってあった本をパラパラめくったりして過ごした。
できたらもう一泊して、昼間もひたすら本を読んで過ごしたい。

帰りの電車は早く感じた。
寄り道もしなかったので家には午前中につく。
旅行というほどでも無く、ちょっと長いお出かけ。
夫の同意を得たプチ家出?
何もしないで好きな読書に没頭できた贅沢な時間だった。



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