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【読書】オモコロから学ぶ、人それぞれの本の読み方

いや、こんな本の読み方あるんだ!?!?!?

オモコロという、ゆるゆるで笑える記事がまとめられているWebメディアがあるんですけど、最近それを読むのにハマっています。ゆるゆるといっても、「これ日常では考えつかんだろ!!」的な記事がたっっっくさん載っています。

元々インタビュー記事を読むのが好きだったけど、スポーツとか経済とかそういう決まったジャンルがまとまったメディアしか読んでこなかったんですね。でもオモコロはジャンルが決まっていないんです。そう、ノンジャンルです。
ノンジャンルの記事って自分がまだ見たことのないジャンルの記事も載っているので、新しい知識を得られるような気がして楽しく感じるんです!!

オモコロについてお話しましたが、その中で個人的どハマり記事を紹介します。

『本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日』

・みくのしん  さん (読者)
・かまど  さん (分からない部分を教える)

みくのしんさんが『走れメロス』を読むだけの記事なんですが、これが凄く面白い!!もはや読書の概念を覆しすぎて逆に怒られないか不安になりそう。

私も 読書が得意だぞ! とは言えない身なのでこの記事を試しに読んでみました。そうしたら、こんなに楽しそうに本を読む人がいるんだ!と感心して読み進めてしまいました。
この記事の中で、こういう読み方もあるのか!と感じたところを書いていくので、是非記事を読んでみてください!

①声に出して読む

小説 を声に出して読むんですよ!音読!!
これは私にとっては衝撃的でした。なんだろう、これまで生きてきた中で「読書」って 学校の教室や図書館でみんな静かに本を読んでいたから、自分も静かに本を読まなければいけないと思っていたんだと思う。
でも、声に出せば視覚と聴覚で読むことができるから頭に入りやすいんだろうな。これは私も試してみたい!

登場人物のセリフの部分で想像しながら好きなように喋ることができるというのも音読の面白いところですね!!

②残り時間をティッシュで表現

メロスが刑場に戻ってくるまでの3日間をみくのしんさんはティッシュで表していた。まさかのティッシュ。予想外の展開。
私も『走れメロス』は小学生の時に読んだけども、時間とか本当に全く気にして読んだことがなかった。3日までに刑場に戻れたらいいね がんばれ〜!(他人事)とかのレベルだもん。それよりも重要なのはメロスの感情と行動だけだと思っていたからね。だって太宰治も伝えたいことは全部メロスで表現してるでしょう。知らんけど。

ティッシュで残り時間を表現すると、幅で残り時間が分かる。幅が狭くなるほど時間が無いということだから焦る。とにかく焦る。メロスと同じ気持ちになれるのだ。臨場感の出し方が特殊すぎるしよく思いついたよね。すごい、みくのしんさん凄い。

ティッシュがなかったら何で表していたんだろう…?

🏃‍♂️💨

本当はもっと細かく書きたかったんですけど、5000文字くらい書いてしまいそうなので一旦止めておきます。

この『本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日』という記事を最後まで読んだんですけど、みくのしんさんのお話に対しての解釈が具体的で凄く分かりやすいんですよね(解釈一致しているかは分からない)!
さらに一文に対してのツッコミも面白い。メロスにたくさん共感していて、みくのしんさんは実はメロスだったんじゃないかと思ってしまうほどでした。共感できる力があると読書にひたすら没頭できそうですよね!

読書のスピードは遅くなるかもしれないけれど、私も音読をしながら一文一文にいろんな感情を織り交ぜながら読書をしてみたいと思います!何か変化があるといいな…!

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