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編集工房けいこう舎マガジン
2022年3月27日 00:24
壺井栄をナメるなよ !(その3)栗林佐知←(その2)からつづき■壺井栄の生涯(下) 引っ越し続きの貧乏生活の中、栄はツケで米を買い、繁治の仲間たちにごはんを炊いてもてなし、さらには、妹二人を小豆島から上京させて学校に通わせ(学費は四姉が負担)、赤ん坊の姪を引き取り、まわりの者たちへの世話を惜しまなかった。昭和10年頃の栄 昭和2年終わり、繁治は、アナキストからコミュニストに転身
2022年3月20日 19:15
《注》●(その1)*1)徳永直の「妻よねむれ」は、1946(昭和21)年3月の『新日本文学』創刊号から連載開始。ただし、「妻の座」初回が掲載された1947年7月号には「妻よねむれ」は載っていない。「妻の座」の第2回は、「妻よねむれ」の連載終了(1948(昭和23)年10月)後の1949(昭和24)年2月号に載り、以後、7月号までつづいている。だからつまり、「妻の座」と「妻よねむれ」は、一緒の