高知のモーニングにはビールが出るの?
酒豪が多いと聞く高知県人のお酒エピソードは何度も聞いてきた。中でも、高知でモーニングを頼むとコーヒーか紅茶、ビールの中から選べると聞いて驚いた。
その真相を確かめるべく、いざ高知へ!
琴平駅から特急に乗って、1時間半で到着!わたしが住む香川と高知はお隣なのに、讃岐山脈のあちらとこちらで全く天候が違うため、空気の質感から景色まで全く違っているように感じる。
高知駅の北口のファミマの裏にある、アイスカフェのモーニングセットを確認!
モーニングセットで選べたのは、コーヒー・紅茶・コーラ、ココアなど。ビールはない。
ここには、ないのか。
桂浜なら、あるかも!?とバスに乗って向かう。
桂浜には、おしゃれな飲食店が軒を連ねていた!けれど、ここにはビールはあるものの、モーニングセットは見当たらず、そのまま桂浜観光へ。
この日は9月下旬ながら、夏のような海で、水面がキラキラと輝き、植物は日の光を満喫して緑であることをを楽しんでいた。
浜辺にはかの坂本龍馬像が立っていた。高知駅を降りたすぐにも大きな像があり、いたるところに龍馬様の面影が。
きっと高知県民は、坂本龍馬を誇りに気概をもって生きている人たちなのだろう。
桂浜公園内に坂本龍馬記念館に行けば、さらに高知の県民性がわかるかもしれないと訪ねた。
そこには、損得勘定では動かない、憂国の士たちの歴史があった。
のん兵衛が幅を利かせている高知というイメージが払拭され、行きかう人がすべて憂国の士たちに見えてきた。実際にどこへ行っても親切な人ばかり。
なんてすがすがしい町なんだ!
高知城から見える街並みは、どこか神戸に似ていた。アーケードの感じや、山と海に挟まれた風景などのせいだろう。
モーニングにビールが出ようと出まいとそんな小さなことは、もうどうでもよくなってきた。
昼間から酔っぱらっている人もいないし、気さくな紳士がいるこの南国でもっと楽しもうではないか。
北西に足を延ばして、愛媛県との県境にある四国カルストへ。
絶景と美味しい食事を満喫し、帰路についた。
結論:高知のモーニングは、ビールの選択肢なし(たぶん)
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