世界に向き合うスタンスを選ぶ
中学生のときにレイチェル・カーソン「沈黙の春」を読んでから、大量消費社会には疑問を持ち続けきました。
たくさんの安価な製品が山積みになって、売られてゴミになっていくのを見るのに嫌悪感を抱いてきたほどです。
今でもamazonや楽天で、キラキラ派手で目立つための装飾されたページで、1円でも安く便利に大量に売るスタイルに反感を覚えます。実際には利用することがありますが、できればそこで商品を買いたくないとさえ思ってしまいます。
一方で、ネット上でも個別の店舗や意識高い人のサイトを読むのは好きです。できたらそういう販売者から購入したいと考えています。
「長く使い込むほどに」とか「長く使っていただけるように」と書いてあるフレーズがあったら、自分の価値観とぴったりだなと思えて応援したくなります。
同様に、自分がマーケティングサポートしたいのも、ブランディングできるような価値のあるものや人であると自覚して、ブランドマーケティングに取り組むようになりました。
物と同様に、人に対するサービスでも、志のあるものに対して心が動かされて応援したくなります。
これは、仕事をする醍醐味だと思います。もちろんお金のために割り切って仕事を受けないといけないこともあるけれど、このスタンスを自覚していると少しずつ自分の価値観に合う仕事の実績が増えて、そういう仕事をいただけるチャンスが増えてくるのです。
だから、まずは自分の世界に対する好き嫌いとスタンスを表明することが、ストレスなく仕事をしていく上でも大切だなと思っています。
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