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自分の価値を高めるには?

おはようございます、相手が小学生低学年でも、何事も全力で勝ちに行くとらです。
今日はチームや組織について勉強したことを書こうと思っていたのですが、プロジェクトなどで独りよがりのチームにならないために個人の心構えみたいなのを理解していた方が良いかなと思ったので、「個人」にフォーカスして書いていきたいと思います。

天才と言われる人たち

皆さんは、尊敬できる人や凄いと思う人を挙げるとなると、誰を思い浮かべるでしょうか?
よく、テレビやメディアで「○年に一度の天才」「○年に1人の美少女」として人物を取り上げられていることがあります。
凡人からすると、感心する反面、「俺にもそんな才能あれば良かったのに…」と自分に悲観的になることが多々あると思います。

年頃になると、「自分は何のために存在しているのか?」「僕には価値があるのか?」と考えることも増え、彷徨う人も多い印象です。
では、世間一般「凄い」と言われている人は自分と何が違うのかを考えてみます。
元を辿れば同じ人間から始まっているので、スタートラインはほぼ一緒だと思います。

できることの掛け算

例として、大谷翔平選手を取り上げます。
日ハム時代では160キロを繰り出すピッチャーで、現在はアメリカのメジャーリーグで戦う数少ない日本人、さらには、世界の強敵とホームランダービーを繰り広げ、ホームラン王になれる実力があるバッターとしても活躍しています。

今回はわかりやすくプレイヤー面だけで話を進めます。
プレイヤー面だけでも多くの人に「凄い!」と思わせる大谷選手ですが、何が凄いのか具体的にわかっていません。
もちろん、メジャーでホームランダービーで上位にいることが凄いことは野球を知らない僕でも何となくわかります。
しかし、この「何となく」を何となくのままで終わらせてはいけません。もっと具体的に数字も含めて見ていきましょう。

160キロを出すピッチャー
2020年の国内野球人口は730万人で、そのうち160キロのボールを投げることができる選手は公式では6人しかいません。これは単純計算で「160キロを出すピッチャー」は127万人に1人の価値がある要素だと思います。
ホームラン王になれるバッター
アメリカでは現在、30チームがメジャーリーグベースボール(MLB)に参加しており、15チームがアメリカンリーグ、残りの15チームがナショナルリーグに参加しています。
傘下にはマイナーリーグベースボールがあり、アメリカ国内で200チーム以上あります。
そんなアメリカのプロ野球の年間競技人口は1396万人。
この中で大谷翔平はホームランダービーで3位になる実力があります。
プロという枠組みのトップ3として計算すると、約465万人に1人の価値があります。

大谷選手の凄さを表す式は

「127万人に1人のピッチャー×465万人に1人のバッター」

で表すことができます。
長々と書いてきましたが、数字を追うことで「要素の価値の掛け算で『凄さ』が決まるのではないか」という仮説を出すことができました。

「10人に1人」を目指す

これを見ても、「あぁ、やっぱできる人は違うなぁ」と他人事に考えてしまいがちですが、自分にもできることはあります。
達人や仙人のように一つを極めることが難しくても、100人に1人にはなれそうじゃないですか?
もっと言うと、最初は10人に1人だったら頑張れそうじゃないですか?

ゼミや部活、サークルの中で10人の中でこれだったら負けないと言うものを3つ作れば、「10人に1人×10人に1人×10人に1人」で実質、1000人に1人の存在です。
これを100人に1人で考えれば、100万人に1人も夢じゃないです。

ゴリゴリの押し付けに感じますが、そんくらいの心持ちの方が安定するよと言うことを伝えたいです。
悲観的ばかりになるのではなく、興味を持ったことなど、とりあえず10人の中で1番になるまでやってみよう、「学内にいる100人の中で1番できる」と言えるようになろうと考えれば、少しは何事にも取り組みやすくなるのではないでしょうか?

「自分なんて…」とその場で足踏みするくらいなら、まずは10人の中で1番を目指してみてください。(唐突の命令)
自分の領域を増やしていくことで、以前達成した「100人の中だったら1番の才能」が誰かのためになり、悲観的な思考も収まるのではないでしょうか?
「とにかく行動する」だと抽象的すぎて、目標が成り立ちません。今度からは「とりあえず100人の中で1番を目指す」と言ってください!
(ニッチな分野の方が母数が少ないのでトップになりやすいですよ)

チームで動く時、マイナスの感情は連鎖すると言います。一人が落ち込めば、伝播していきチームの雰囲気は悪い方向にいくばかりです。
自分だけではなく、全てチーム主体で考えてみると落ち込んでる暇なんてないと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
良い1日を!

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