【翻訳部辞書:E】 exercise
こんにちは。翻訳者・レビューアの小島です。
今回はEということで、exercise(運動)です。
新型コロナの流行により、外出自粛ムードが長く続いています。去年の4月ごろから原則テレワークとなったため、出勤機会もほぼなし。
そこで本当に悩ましいのが「運動不足」です。
5年ほど前から、週数回、ジムでジョギングをしたりエクササイズレッスンに参加したりするのが習慣になっていたのですが、コロナが流行り始めてからストップしてしまいました。
近所でウォーキングやジョギングをしたり、家で筋トレをしたりもしたのですが、なぜでしょう。これだとあまり続かないのです。私にとっては、ジムという空間がモチベーションの源になっていたのかもしれません。周りの人が気持ちよさそうに汗をかいているのを見ると、自然とやる気がでるのでしょうか。
いよいよ運動不足に耐えかねて、去年の夏、自宅用のランニングマシンを購入することに。今回はそのときの話を少ししてみたいと思います。
まずは調査して注文!そして設置
まずはインターネットで、ランニングマシンの選び方や、各メーカー・各モデルの特徴などを調べ始めました。一言で「ランニングマシン」といっても、さまざまなタイプがあり、価格帯も幅広いことに驚きました。家族と相談して、以下の5つの条件を満たすマシンを探しました。
・(大前提として)部屋に置けるサイズであること
・静音設計であること(1階とはいえ集合住宅なので近隣に配慮)
・走行面のサイズは40mm×120mm以上(快適性・安全面の観点から推奨さ れるサイズ)
・最高速度は10km/h以上
・連続走行時間は60分以上
最終的に某国内メーカーのランニングマシンに決定。そこまでハードな運動をするつもりはなかったのですが、静音性や安全性を求めるとスペックが高くなるのか、結果的に、速度を16km/hまで選択できるマシンを注文することになりました。
コロナ禍での品薄状態もあり、注文後3週間くらいでようやく到着。総重量50㎏のマシンは各パーツも重く、組み立てに苦労しましたが、大人2人で数時間かけて何とか完成しました。いざ設置してみると、ものすごい存在感で、私の部屋の1/3程度が埋まってしまいました。
とはいえ、「これでいつでも気軽に運動できる!」と嬉しくなりました。
いざ運動!あれ…?
さて、いざ使ってみようと説明書を読み始めたところ「あれ…?」と思う記載が。
本製品はランニングマシンですが、ご使用中は必ずサイドハンドルを握ってご使用ください。
…これでは、腕を振れません。サイドハンドルを握ったまま、足だけを動かす感じのようです。最高速度の16km/hに設定して、サイドハンドルを握ったまま走るのって危なそうです(怖くてやっていませんが)。「このルールがあると、実際はそんなに速くは走れないのでは?」と思いました。
本製品を使って安全なトレーニングを行っていただくために、本製品の周囲には右図のスペース(※前方30cm、左右それぞれに60cm、後方に200cm)が必要です。
…購入前に知りたかった!!しかも、設置してから気づきました。もちろん、そんなスペースは取れていません。動かすのも大変ですが、そもそも、家のどこにおいてもこのスペースは取れません。「これって、かなり広い家でないと設置できないのでは?」と思いました。
いずれも、オンラインショップの商品説明には記載されていませんでした(泣)。
とはいえ、返品も面倒ですし、せっかく買ったので、何とか使う方向で考えました。
ランニングマシンとはいえ、サイドハンドルから手を離せないし、スペースも十分ではないので、4~6km/h程度にして、もっぱらウォーキングマシンとして使うことに。
※後方に200cm設けるのは、転倒して放り出されたときに壁にぶつからないようにするためとのこと。低速であれば転倒しても放り出されはしないだろうと判断しました。
実際、シューズを履かなければならないので、走ると音や振動が大きくなります。近隣のことも考えると、ウォーキングにとどめるのが得策に思えました。
期待とは少し違ったけれど
そんなわけで、ランニングマシンを買ったつもりが結局ウォーキングマシンとなってしまいましたが、それでも、いつでも気軽に運動できるのはやはり素晴らしいです。最近は、お気に入りのPodcast番組を聞きながらウォーキングをしています。面白い番組を聞いていると、少し長く歩いても苦になりません。これはこれでとても楽しいですし、よい運動になっています。
しばらくはこの習慣を続けながら、安心してジムに通えるようになる日を待ちたいと思います。
ワクチン接種も始まったので、そんな日も遠くないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?