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はだかの赤ちゃんが教えてくれること

最近、8ヶ月の息子を見て思うことがある。

お風呂の前に、裸ん坊にした時だ。


「私たちって何も持たずに、

裸で生まれてきたんだなぁ」


何とも当たり前のことに気づく。

そして、

「それなのに・・・」と言葉が続く。



それなのに、知らず知らずのうちに

「他人と競争ゲーム」

「お金稼ぐゲーム」

「結婚ゲーム」

「マイホームゲーム」

とかに巻き込まれていく。



クリアしたところで、

また新しいゲームが出てきて、際限がない。


いくら身を粉にして、ゲームに参加したところで、

死ぬ時には、

物質的なモノは何も持って行けないのに。


裸のまま、還るだけなのに。




誰かが言っていた。


最後に持って行けるのは

「感動だけ」

って。


この世界で、たくさんいろんな経験はしたい。



でも、無意味な競争はできるだけ避けたいし、

頑張らずに、

健康で遊んで、美味しい食べて、

「あ〜楽しかった」って

ゲームオーバーしたいよなぁって。



悲劇的でドラマチックな人生もいいけど、

ゆるい日常系のドラマも好きだったりする。

私の魂はどんな人生を望んで生まれてきたのかな。



生まれた時には何も能力がなくて、

裸で生まれてきて、

自分一人では絶対に生きられない赤ちゃん。


本能が「お腹がすいたら泣くんだよ」と守ってくれているけれど。

誰かに見捨てられたら、それこそ終わり。


そんな世界に、身1つで生まれてくる勇気。

「誰かが手を差し伸べてくれる」と信じて。

これ、めちゃくちゃすごいと思いませんか。

バンジージャンプとかするよりも1万倍くらいすごい。


人生の目的なんてわからないし、

自分に使命があるかもわからない。



ただただ、リナの肉体を借りた今回の人生を楽しみ切れたらいいな。



せっかくすごい覚悟を持って、

生まれてくることを決めたんだから。

そんなことを、小さな息子を見ながら思いました。


子育てって、やっぱり親が育ててもらっているな。

尊い。


大切な気づきをありがとう。

おわり

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