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帝京大学大学院に合格!情報科教員免許(専修)と教育工学研究~情報共通テスト入試にむけて~

はじめに

帝京大学大学院 理工学研究科(情報科学専攻)に合格することができました。情報科教員免許「専修」取得を目指しながら、教育工学の研究をしていきます。共通テストに情報が加わり「専修」免許を目指す人もいると思うので、情報共有の為、動画でまとめました。

文字おこし

この度、帝京大学大学院理工学研究科 修士課程に合格することができました。

志望理由


志望理由は大きく2つです。
①    教育工学に関する研究をするため(できたら情報入試の手助けになることをしたい)
②    情報科「専修」教員免許状取得をめざし更に情報教育に関する学びを深めるためです

専修免許ってなに?


専修免許は、一言でいえば1種免許の上位免許状で「1種免許状」を取得したうえで、大学院修士 課程で「修士」の学位を得ることを基礎資格とする免許状です。


じつは、この帝京大学大学院は通信課程で情報科の専修免許状が取得できる唯一の大学です。

1種免許を通信課程で取得できる大学は日本に5つありますが、専修免許状に関しては帝京大学だけです。もちろん通学課程では沢山あります。

既に学校で何年間か勤務されている先生の場合は、教育委員会と連携することで他の方法で専修免許取得できるみたいですが、今回は私のパターンで説明させていただきます。
(一種免許状又は特別免許状を有する者が、最低在職年数(3年)以上良好な勤務成績 で勤務するとともに、所定の単位を修得し、教育職員検定を受ける方法。)

私自身、情報科1種免許状取得のために2年前から佛教大学の通信課程で学び、教育自習などの単位も無事に取得し、今月末の修了と同時に教育委員会から情報科の一種免許状が発行される予定です。
通信課程は本当に孤独とモチベーションとの戦いでしたが、YouTubeやノートブログで励ましなど頂き本当に感謝いたします。

YouTubeなどを通じて沢山の情報科の先生と交流ができ私自身とても励みになりました。
これからもより良いコンテンツ作成をしていきますのでよろしくお願いいたします。

大学院 通信課程って入試あるの?

通信課程だから大学院も入学試験は書類選考だけではと思われるかもしれませんが、
大学院入試に関しては普通に入学試験がありました。宇都宮の帝京大学に行って筆記試験や面接試験を受けました。
通信といえど、大学院は大学の先生と定期的にオンラインで打合せしながら研究を進めていかないといけないので、ちゃんと研究ができる人材か対面で確認する目的もあると思っています。

そして、入試に向けて遅くとも願書提出の数か月前から色々準備しなければ間に合いません。
私自身たまたま、半年前に前年度の募集要項を見て準備できたのでギリギリ間に合いましたが、ネット上に情報が全くないのでこれから情報科の専修免許を取得したい、帝京大学大学院の通信課程で学びたいという方の為に情報共有致します。

ただ、この内容は私自身の要約なので、実際に受ける方は必ず大学側の募集要項を正としてそちらの内容をご確認ください。概要欄にリンク貼っておきます。

入学試験要項・出願書類ダウンロード | 帝京大学 (teikyo-u.ac.jp)

願書提出前の大切な準備

本題に戻ります。
帝京大学大学院理工学研究科情報科学専攻(修士) 通信課程において
入学願書出願前に準備が必要こととして大きなものは
①    指導教官から内諾をもらうこと
②    英語能力を示す証明書の準備(TOEICなど)
③    学力に関する証明書(1種免許取得に必要な認定単位の証明)
④    一般入試の人は専門科目の勉強(私は社会人として小論文)
になります。

うえから説明していきます。
指導教官から内諾をもらうこと については大学の募集要項に教員と専門研究内容が書かれたページがあります。
自らが研究したい内容と近い分野を研究されている先生とコンタクトをとり願書提出前に内諾を頂くことが必須となっています。
始めは教務チームとのメールでのやりとりで、私の場合はオンライン面談で志望動機や研究内容などをお伝えして内諾頂けました。

大学の先生とは修士2年間ずっとオンラインなどで意識合わせしながら研究を進めていく仲の初対面になるとおもうので、自己紹介、志望理由、研究の概要を整理しておくことをお勧めします。

つぎに英語能力を示す証明書の準備です。
具体的には二年以内のTOEICなどのスコアシートを願書提出時期までに準備する必要があります。仮に願書提出が2月だとしたらTOEICの申込は10月→12月試験で受けないと間に合いません。
私は20年前の大学入試を最後に20年くらい英語とはほとんど無縁でした。
むえんというより、エンジニアとして調べ物もグーグル翻訳使っていたので特に勉強する必要がありませんでした。

TOEIC試験がどういうものかも知らなかったので、YouTubeなどで調べたうえで、
リクルートのスタディサプリイングリッシュと銀のフレーズの単語集を1か月半(150時間)やった初回の結果が470点(英検準2級レベル)でした。リーディングの試験が4割しか進まなかったので完全なペース配分ミスでした。
もう一回1か月後に申込んでいたので、リーディングを中心に読むスピードなどペース配分を改善した結果が、565点(英検2級)レベルになりました。あと1か月勉強すれば600点超えそうですが入試書類提出期限には間に合いませんでした。

ネットで調べた限り中堅私大や地方国立大学の大学院入試はTOEIC500点程度で十分らしいので、院試としてのボーダは超えた感じです。

願書提出時期になってTOEICなどの英語能力の証明書が必要と分かっても時すでに遅しなので、早めに余裕をもって受験することをお勧めします。


学力に関する証明書(1種免許取得に必要な認定単位の証明)
は情報の専修免許を取得したい人は1種免許申請に必要な単位が揃っているかを証明する書類を教員免許1種を取得した大学側に発行してもらう必要があります。
単位が認定されていないと発行できないとおもうので、注意してください


最後に一般入試の人は専門科目を2科目受験する必要がありますので勉強が必要です。
私は社会人として小論文試験と面接時の口頭試験できたので専門科目試験がどのようなものかは不明です。

高校情報教科が2025年からの大学入学共通テストに加わり
これから情報科の先生も高度な教育が求められることが予想されることから、
情報専修免許を目指される方が多くなってくると思います。

今話した内容を参考にして頂けると幸いです。
最後までご視聴ありがとうございました。


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