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M!LKとかくれんぼをするために渋谷を爆走した話


1.はじめに

タイトルを読んだままである。
「M!LK」と「かくれんぼ」をするために渋谷を爆走した。

2023年6月14日、M!LKのメジャー1st アルバム「Jewel」の発売日、なんともおもしろいイベントが行われた。その名も「リアルM!LK探しゲーム」。簡単に言えば「かくれんぼ」である。
当日14:00、お知らせが出てからスタンプカードの配布、直後16:00から1時間で5人のメンバーからそれぞれ特典をもらえるというもの。
こう聞くと行けそうな感じがするが、5人はかなりバラバラかつそこそこ離れた距離にいたので、1時間で5人を周りきるのは至難の業だった。というか、たぶん出来ないようなギリギリ設定にしてたんだと思う。
ただ、せっかくなら全員会いたい。ということで1時間走りまくったのである。

2.各メンバーの元へ…

1. 吉田仁人くん

場所:WWW X

まず1人目に向かったのは仁人くん。ヒントですぐに場所がわかった上に、偶然近くにいたので速攻だった。ヒントの写真はWWWXと言えば特徴的な外階段の写真。何度か行ったことのあるライブハウスなので一瞬でわかったのが幸いだった。

中に入るとフロアに置かれた長机のところで座っていた仁人くん。
「え???はやくない???聞いてたんと違うんだけど!!!!」ともはやキレ芸状態。なんやかんや言いつつ、にこにこで、かつおしゃべりがほんとに好きなんだろうな~と言った感じ。
「後でまたタワレコ行きます!」と言えば「待ってるねーー!」と返してくれた。(その後のお祝い会のチケットを取っていました)

2. 山中柔太朗くん

場所:牛乳食パン専門店 みるく

仁人くんが終わり、次は柔くんの元へ。仁人くんの場所からはかなり離れていたが、逆サイドから攻めた方がいいのではという判断でダッシュ。駅を越えてからが案外遠く、既にここで持久走状態。この日晴れすぎず、雨も降らず、ギリ耐えられるぐらいの気温で本当に良かった。
着いてみると、パンのショーケース越しにエプロンを着けた柔くん。そこからパンではなくトレカを渡す光景、ちょっと面白かった。とにかく白い。顔が小さい。そんな柔くんにも「またお祝い会で!」と伝え、緩めの「またね~」を返してもらった。

3. 曽野舜太くん

場所:金王八幡宮

この時点でかなり時間が経っていて焦る私たち。柔くんから比較的近くだったので余裕じゃんと思いきや、急な坂にぶち当たった。中学の部活で朝やっていた坂ダッシュを思い出した。これは部活なのか……?かくれんぼとは???という邪念はありつつなんとか到着。
舜ちゃんは森の中に佇んでいました。虫ダメなタイプだったらやばそうな感じ。
前に並んでいた方が「ヒントのストーリーあげないの?」と聞いたおかげで、私たちの目の前で列がストップ。必死にストーリーをあげる舜太とそれを応援しつつ、私が一番にみる!!とインスタを張るオタクたち。なかなかおもしろ光景だった。この時すでに3人目だった私たちは、スタッフさんに「早くないですか!?!?」と驚かれ、舜ちゃんにも「すごい!!!」を頂き、にやにやしながら次に向かった。

4. 塩﨑太智くん

場所:Gallery Jinnan

正直一番キツかったのが太ちゃんでした。
場所がイマイチわからず、ひとまずヒントで与えられていた住所の付近まで向かい、その間に調べ、なんとか情報をゲット。着いてみると既に大行列になっていた。この時16:45頃だった為、やばい、終わらん。とかなり焦ることに。
ただ、太ちゃんで4人目ということで、カードをスタッフさんに見せると「あと一人!!佐野さん頑張ってください!」と応援され、太ちゃんにも「やば!!コンプがんばれwww」と笑われ、なかなかいい思い出になった。少なくともアイドルからガチで笑われることは早々ない(ということにしたい)。

5. 佐野勇斗くん

場所:Abema TOWER付近キッチンカー

もうこれは本当に己の体力と根性との勝負だった。太ちゃんとのやり取りが終わって、走り続け、17:00の時報が鳴り響く中滑り込みセーフ。なんとか佐野さん本人から受け取りコンプすることが出来た。スタッフさんももう帰っちゃうよ!!と言いながらも、震える手でスタンプカードを出す私たちに「ラストじゃないですか!お疲れ様です!」と声をかけてくれた。今考えるとお疲れ様ですってなんだ?という感じだが。佐野さんは大爆笑。そりゃそうである。時間スレスレに走り込んで、手が震えてるせいでスタンプカードを出すのに手間取り、汗だくだし息も当然切れている。あまりにも見苦しい姿だ。それでも来てくれてありがとうねと優しく声をかけてくれるのはさすがだった。
佐野さんが帰る姿を見送って友人と「これは○ぬwww」「てか足長!?!?顔小さー!!」と叫びながらコンビニに飛び込み、飲み物を一気に煽るあの爽快感といったら。

3.おわりに

かくれんぼってこんなに過酷だったんだ???となり、かつ渋谷をこんなに爆走することはもう無いだろうし、あってたまるか!という気持ちだった。

こんな企画をしてしまうM!LKもすごいのだがとっても楽しい1時間だった。ちなみにこの後3日間は筋肉痛で苦しむことになる。

ざっくりと当日のことを振り返ったのは、M!LKのYouTubeでその日の裏側を撮ったものがあがったからである。そちらが裏側を出すなら、オタクの裏側も出してやろうじゃないかということである。
本人たちはほんとにみ!るきーずが来るのか不安がっていたが、そんなんみんな知恵を振り絞るに決まっている。あの各メンバーの大行列をみてほっとしていたら嬉しいなとおもった。

この日はもともとアルバム発売の特典会「お祝い会」なるものが予定されていて、自分はタワーレコード渋谷店でのイベントに行くことにしていた。そこで無事全員コンプリートしたことを伝えると、仁人くんと柔くんに思いっきり「嘘、マジか????」とドン引きされることになる。そこで、これはコンプリートする奴じゃなかったな?と思った.


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