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余計なことも紹介しよう♪

先日、初めましてのご挨拶をしたところですが、余計なことも紹介しようと思います。


スピッツの好きなところ  

まず、ご挨拶がわりに、ひとつだけ手短に。

私は、草野さんの書く、卑屈で自虐的な歌詞が大好きなのです!

自虐といっても、実は自慢に繋がったていたり、「そんなことないよ」と言って貰おうという期待が見え隠れしたりする、ねちっこい、下等なものとは違いますよ。湿っぽいけど爽やかなのです!

スピッツの卑屈で自虐的な歌詞ベスト10(topogemo選)。まずは、可愛いのから。スパイダーは有名すぎるから圏外。

命短き ちっぽけな虫です (夢追い虫)

人混みのなかでボソボソ歌う (魔法のコトバ)

選ばれたのは 僕じゃなくどこかの貴族 (ラジオデイズ)

卑屈だなぁ~

僕たちは希望のクズだから  (インディゴ地平線)

「8823」の「クズと呼ばれても笑う」は、カッコよすぎるから、除外しました。

優しくしてくれ 誰でもいい 少しでもいいから 優しくしてほしい (シャララ)

実に、身につまされますね。チケット抽選申込の時の心境。  

ご用意してくれ ♪ いつでもいい どんな席でも いいから ご用意してほしい ♪ 

以下、だんだん、毒が強くなります。

尋かれてもいないのに秘密を安売り (ローテク・ロマンティカ)

肝心なときに役にもたたない暇つぶしのストーリー (メモリーズ)

泣きやんだ邪悪な心でただ君を想う (三日月ロックその3)

ヒラメキで踊り狂うサルのレベル (三日月ロックその3)

そして、私の一番のお気に入り、いつも頭の中でぐるぐるしているのがこれです!

可愛いつもりの みにくいかたまり (けもの道)

切れ味鋭く、品がある!素晴らしい!

これだけ並べると、思わずにやけてしまいます。よね?!共感してくれた方、「スキ♡」していっていただけると嬉しいです!

そして、もしよろしければ、もう少しお付き合いください。以下、自分語りです。きかれてもいないのに秘密を大安売りしますよ!私の年齢は、40代後半ですけど、スピッツファン歴は、10年ちょっとしかないのです。

スピッツに出会うまで

80年代、小学校時代の私は、学校では、一言も喋らない子供でした(学校以外では普通に喋る)。環境を変えるため中学受験し、中学進学後は最低限のことは喋るようになったものの、クラスで浮いてはいたと思います。中高生の頃は、人並みに芸能人とかアイドルとかに興味をもった方がいいんじゃないかと自覚してはいたのですが、「わざわざ音楽に心情を乗せて歌うなんて恥ずかしくないのだろうか…」と感じてしまい、歌っている人を直視できなくて避けてました。

90年代、スピッツが世にでてきた頃、私は大学生になりました。大学入学と同時に、南米音楽のサークル(コンドルは飛んでいくみたいな、南米フォルクローレを演奏するサークルです。)にすっかりはまりこみ、その結果、日本のメジャーな音楽には、さらに、心を閉ざしてしまいました。フォルクローレこそ、情熱的で恥ずかしいくらいの歌詞なのですが、意味もわからずに、カタカナとして熱心に歌ってました。アホですね~。そんなわけで、スピッツバブルは、スルーしてしまったのでした。

それから15年が過ぎ…

ようやく、私が、スピッツと向き合うことができたのは、2011年、夏の終わりのことでした。当時、私は、船の上で働いていました。航海に出ると長くて2か月、自由にインターネットに接続できない環境におかれます。そんなオフライン生活に潤いを持たせるために、共用のハードディスクを船に積んでいて、職場の人々の持ちよった有名どころの曲が集められていました。全然音楽を聴いてこなかった私には知らない曲ばかり。でも「スピッツ」という名前にはなじみがあり、曲を聴いてみることにしたのでした。

その時にハードディスクにあった曲は、「ホタル」、「さわってかわって」、「メモリーズ」。ロックなスピッツを全面に出して来た頃の曲。すぐに心を掴まれました。ぎゃぁ~カッコいい!としか言いようがなかった!イヤホンして、こっそり聴いたのもよかったのだと思います。なんとなく勝手に持っていたスピッツのイメージ(キノコ頭、線の細い若者のおしゃれなバンド)と、どうしても結びつかず、インターネットもできないので確認もできず、1ヶ月近く、船の上で悶々としていました。帰って早速映像を検索、ライブに行きたい気持ちが爆発して、まずは、チケット入手目的でオンラインメンバーズに入会しました。

スピッツファン歴振り返り

オンラインメンバーに入会すると、トンガリビレッジという会員限定のsnsで、会員(村民)同士、交流することができました。新参者にも優しくアドバイスいただき、本当にお世話になりました。トンガリビレッジは、2018年で終了してしまいましたが、ここでできた繋がりは、今でも宝物です。

初スピッツライブは、2013年ロックのほそ道 仙台@仙台サンプラザホール。この年は仙台に頻繁に出張があって、ノースロードミュージックの特典(仙台の店で出演者のCD買うと先行抽選できる)で運良く、チケットを取れたのでした。前から8列目の良い席でしたが、初生スピッツは、あまりにも神々しくて、アワアワしているうちに終わってしまいました。もったいなかった。

初スタンディングは2014年の新木場サンセット@新木場スタジオコースト 。「チェリー」演奏のとき、ステージ上からふわふわと優しさの波動みたいなものが漂ってきました。その波動にやられてしまい、ベルゲンにも入会しました。

2015年 初ゴースカ (ベルゲン会員限定ライブ) @新木場スタジオコースト。神と崇めていたスピッツをぐっと身近に感じました。そして、それこそがゴースカの目的と知り、感動。田村さんから、「みんなと仲良くなるためにゴースカやってるんだよ~」という発言があったと思います。草野さんだったかも。記憶曖昧です…

2013年から2018年で観に行けた、スピッツライブは、ホール3回、アリーナ椅子席4回、スタンディング6回(全部新木場スタジオコースト!)。いま思えば、結構、チケット運に恵まれていたのかもしれません。2018年ゴースカでは、田村さん前最前列を経験できました!

その後、身内の不幸、コロナなどで、空白の4年間…

そして、2022年11月 ゴースカで4年ぶりのスピッツ!(5月の春のベースまつりで田村さんだけは観てます。) ライブレポートを書こうと決意し、このnoteを始めるに至りました。11月下旬、ファン目線の暑苦しいレポートを書きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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