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一問一答

毎日コツコツ2時間以上ビル管の作業をしている、とぽです。

今日は、勉強会のお話。

新しいシリーズで「一問一答」が始まりました。

よくよく考えたら、ビル管の問題集で一問一答あるんですが、そんなに流行ってないですよね?
なぜなのか?考えてみました。


勉強始めには効率が悪い

ビル管を初めて受験される方が、いきなり一問一答の問題集を買うのはありえません。
もし買った人がいるとしたら、その人は資格マニアで、自分の勉強法が出来上がっている、もしくは「一問一答の凄さを知っている人」です。

今まで何度も言ってきました。
まずは全体を知ることが大事だと。

一問一答は、進みが悪いです。
初めてビル管を勉強する方には、膨大な情報量を一つ一つ覚えてねって言われてるのと一緒です。
情報のわんこそばです。
次から次へと、知らないことが問題で出される。
すぐにお腹いっぱいになって、勉強しなくなる。

初めての方には、お薦めできません。


9月ぐらいがちょうど良い

一問一答の出番は、9月前後が良いと思います。
自分の真の実力を知るのにピッタリです。

ビル管の問題は、5つの中から1つを選ぶ方式になっています。そして、そのほとんどが「不適当なものはどれか」です。つまり、1つが間違いで、4つが正しいパターン。
みなさん、不適当なものを探そうとしている頭になっていきます。
勿論「適当なものはどれか」も出てきますが、それも同様のことが言えます。

何が言いたいかというと、パッケージで覚えがちなんですよね。問題を5つの選択肢ごと覚えがちなんです。
しかし、一問一答になり、選択肢をバラバラに出されてランダムになった途端、普段解ける問題が解けなくなります。

つまり、消去法で答えが導けない。
自分の暗記力での勝負になります。


更にレベルアップするために

ある程度勉強して、外枠を理解して、少しずつ暗記もして、正解数が出てきたぐらいに一問一答をするのが一番良いですね。
理解していた「つもり」や、「消去法で解けていた」ことが浮き彫りになります。
ただし、間違えたからと言って落ち込まないでください。
確実に点数を取りにいくことを目的とした勉強法です。
この一問一答を経験するかしないかで、正解数に差がでます。

消去法が、より確実なものに進化します。

今までは、何となく違うかな?だったのが、間違いなく違うと言いきれます。
そうすると、1/5から1/3に変化し、正解率は跳ね上がります。


今週の火曜日から、勉強会のシリーズが一問一答に変わりました。
先ほど9月前後と言いましたが、7月のこのタイミングで始めたのは、ちゃんと理由があります。
今回の一問一答は、過去の勉強会から抜粋しています。つまり、一度は勉強し解説を聞き理解していた問題です。しかし、人は忘れていきます。
忘れていた内容を思い出し、また覚え直すことによって、知識を固めて、次の暗記に移行できる。ビル管の攻略は、この繰り返しです。

脇を固めていきましょう!


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