【ジム日記】湯が冷めるほどの熱いプル
2022/7/8
今日のジムハイライト
今日っていうかもう一昨日やけど
水曜日だったのでプールにいきました。
いや、水曜日の水と掛けたわけではなくて、
この日は夜にレッスンがあるんですよ。
そういう浅はかな結び付けでいったのではなく、しっかりとこのレッスンにたどり着くために。。
今日のメニュー(うろ覚え)
・アップ 100m
・キック 100×3 1'30
・プル 100×3 1'30
・メイン 50×6 1'00
推定平均年齢65歳の中に22歳が1人入り、アウェイな状態でスタート。
3コースあり、数字が1から3になるほど遅めな感じでした。私はもちろん3コース。
若いというだけで「前行き!前行き!」と言われるものの「私水球なんで!競泳じゃないんで!」と必死に拒否してしまい、よく考えると50ほど年齢が離れている相手に恐怖心がある自分が情けない。
そもそも1コースに水球経験のあるお兄さんがいたので、私の発言はお兄さんを間接的に侮辱してしまったといっても過言ではない。
少ししょんぼりした気持ちでアップ開始。
不安な気持ちをなんとか解消しようとアップで気合を入れるも、必要以上に潜水をして心拍数を高めた結果、地味に体力を使ってしまいさらに自分を追い込むことになった。
下半身に全て頼る人間なのでキックは現役の時から得意だった。そのためおじいに追いつかれることもなかったが、私の欠点はプル(キックなしで腕だけで泳ぐクロール)で、その遅さはこのジムの営業時間が終わるまで1キロ泳げるかどうかも怪しいところ。
いやさすがに言いすぎかも。言い過ぎであってほしい。
1コースのお兄さんたちは相変わらず水球らしい泳ぎ方をしていて、体もよく動いていたので、
「きっとこの水温でも暑いんやろうな〜お湯みたいなんかな、なんかそういう映画あったな、なんやったけ、湯を沸かすほどの熱い愛…?このお兄さんは湯を沸かすほどの水泳に対しての熱い愛を持って、だからこそこんなピッチがだせるんやろう。。
それに対して私は、一生泳いで小判鮫のように後ろに追いつかれないかだけを気にするだけの、なんの面白味も情の熱さもない。
すぐに沸かした湯さえも冷ます…湯が冷めるほどの遅いプル…?
え、私なんか上手いこと言った?、、ちょっと言ったよな、へへ、うへへへ、、、このまま泳いでカンヌいこかな、、、」
など考えていたら無事に3本終わっていました。
問題は次のメインで、おじいに物申す形で調子に乗って先頭で泳ぐことに。
「次本気出すんで!」とよく見る体育祭本番の中学生のこれから失敗する典型的なイキリミス。
それでも全部本気で泳いで1コースへの出世を叶えてやる…という熱い気持ちで出発したが、休憩が短いせいか思っていたより体力の消耗が早い。
2本目に行った時はまさしくパブロフの犬状態で呼吸困難OLの完成です。
水球で言えば3ピリ目の意味わからんタイミングで監督にタイムアウト取られた時のばかしんどい時。
次が3本目なんて何かの間違いじゃないのか、このプールサイドにおるコーチらしき、社員か何かは知らんが、、このホラ吹き男め!!とか意味のない怒りを 飛ばしつつも出発。
しかし本当の私の戦いはここから。
敵対視すらしていなかった、2コース先頭のおばちゃんがメッッッサ速い
ん、、おばあちゃん、、?^_^
思いもよらない敵というのはこういうことかと実感。
何をしても、クイックターンをしても息を我慢してもおばちゃんが鬼ほど速く、その年齢のインターハイがあったら確実にベスト13に選ばれてるであろう存在だった。
フィンがついているのかと見ても生足。
疑った自分が恥ずかしい。
結局4.5本目は惰性で負けてしまい、おばちゃんに負けてしまった。60後半に見えるおばちゃんに…
後半3秒差で負けが続くという異常事態が発生していたことを、私は認めたくなかった。
何にチャレンジするにも、年齢は関係ない!というがそれは私を比較対象にして成り立ったことに悔しさを隠しきれない。
いつか、煮物で…おばちゃんを象徴する煮物で逆転勝利を収めてやる…と心に決める。
しかしおばあちゃんの得意分野が煮物であるとは限らないし、かといってこの方は出所のわからないおばあちゃんだし、そもそもそんな大会の場がどこにあるかはしらない。
ここはスポーツクラブだ。
次は陸です。
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