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ここ最近観た映画あれこれ。

ここ最近観た(といっても結構前のもありますが💦)映画のレビューです。
レビューを書こうと思いながら時間が過ぎていくのを今年は改めたい今日この頃。
早速、紹介していきます。



『シャドウプレイ【完全版】』
https://www.uplink.co.jp/shadowplay/index.html

中国のインディペンデント映画の雄(個人的にそう思っているだけですが)、ロウ・イエの最新作。
いくつかのシーンで検閲が入り公開後数日前まで修正を余儀なくされるなど色々と闘っている作品であります。

広州市で起こった実際の事件をベースにした作品で暴動シーンもストーリーに含まれていて(ここが検閲の対象になったらしい)、『スプリング・フィーバー』や『ふたりの人魚』がきっかけでロウ・イエ作品を追っかけ始めた僕としては意外なサスペンス劇だったが画作りや色使いなど(スタッフが変わっても)相変わらず"らしい"作品だった。

毎度の事ながら手持ち撮影は健在で荒々しさやライブ感が凄く伝わる作品。
次作『サタデー・フィクション』も今年中に公開されるようでそちらも楽しみです。



『ノベンバー』
https://november.crepuscule-films.com/
モノクロ、ファンタジー、エストニア。
見慣れない人にはホント見慣れない取り合わせの作品ですが、
個人的にはエストニア映画は初めてだったしこんな創造性豊かな作品があるのかと興味深くみれました。

中でも造形物が喋り出す下りは事前の説明なくシーンに入ってくるので
最初は戸惑うのですが慣れると「あぁ、そういうことか」と納得してしまう不思議さがありました。
意外と説明なしで繋いでいけると再確認できただけでも観てよかったですね。

あ、技術的な話ばかりの忘備録になってしまったけど、本作品はラブストーリーでした。笑



『ザ・ホエール』
https://whale-movie.jp/

『レスラー』、『ブラックスワン』でお馴染みのD・アロノフスキー監督最新作。
毎度、何かやってくれるんじゃなかろうかと期待をしてしまう監督ですが、
今回も特殊メイク(というかもはや造形?)や画面構図など楽しませてもらいました。

巨漢で歩くことすらままならない主人公という設定を活かして舞台は主人公の部屋を中心に展開する
主役のブレンダン・フレイザーに施した巨漢の特殊メイクだけでなく同性愛や親子間の葛藤など
話が展開するモチーフがいくつかあればロケーションを変えなくても話は持つなと思いながら見てました。

ロケが変わらないので少し舞台っぽい印象もありましたがパンフレットを読んで納得。


ざっくりとですが忘備録でした。

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