僕が貰ったギフト

僕が動いてるんじゃない、そんな車を見て何かをしたくなった。でもどれも酔いつぶれた大人の人たちを運ぶだけのタクシーだらけ。夢を運んでるものがひとつもなくて悲しくも現実だと思う。その中に夢を掴んだあとの世界線があるというのなら見てみたい。タクシーの中の会話はいつもよそから来た人のフリをして。そうすると、みんな優しく自分のおすすめ、好きを素直に教えてくれる。いや、もしかしたら僕を乗せてくれた人達が素敵すぎるのかもしれない。そんな人に出会う運が強く生まれただけで僕は幸せだと思っている。

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