見出し画像

Tooon社の週報 vol.38 「無能な働き者」の振る舞い方

こんにちは。Tooonでライター・編集者をしているあとーすと言います。

「無能な働き者」という言葉があります。軍人には4つのタイプがあり、その中でも「無能な働き者」は「銃殺するしかない」と巷では言われているようです。

「無能な働き者」について、詳しくは以下のピクシブ百科事典の記事をご参照ください。

この「無能な働き者」という言葉は出典が曖昧で、解釈にも様々な幅があります。僕は個人的に、「銃殺」という言葉があまり穏やかではないこともあり、「無能な働き者は、気を利かせない方が良い」という言い回しを好んで使っています。

ところで、僕が最近「無能な働き方」の振る舞い方を強く意識した場面がありました。劇場での照明バイトでの話です。

僕は大学時代に熊本で演劇活動を行っていたのですが、その縁で月に数回ほど、公共ホールで照明オペレーションのバイトをしています。社員である演劇部時代の後輩と一緒に現場へ出勤することが多いのですが、その時に僕は「気を利かせない」ことを徹底しています。

というのも、僕は公共ホールの現場では完全に「無能」だからです。もちろんこれまでに多少の演劇経験はありますし、30歳になるのである程度は人生経験もあるとは思いますが、こと照明オペレーションについては丸っきりの「無能」です。何の能力も持ち合わせていません。

「無能 / 有能」という言葉は1人の人間の能力全てにレッテルを貼る言葉として使われることが多々ありますが、局所的には誰にでも有能な場面があり、同時に局所的に無能な場面があると言えます。たとえば、年収数億円の社長は一見すると有能に見えますが、その社長が急にプロ野球のマウンド上に放り出されたら、そこでは無能になるしかありませんよね。

というわけで、僕は照明バイトの現場では無能なので、現場では全く気を利かせず、言われたこと以外は一切やらないようにしています。これは、僕が次の2つのことを恐れているからでもあります。

①公共ホールの機材を無闇に触ると、自分で設定を戻せなくなったり、最悪の場合は壊してしまったりする場合がある。
②社員の意図しない操作を行うと、社員がその場で対応できなくなり、クレームに繋がる恐れがある。

公共ホールでの仕事経験を数年以上持つ後輩は、僕に比べて格段に「有能」です。そして、何かが起こった時にリカバリーする力もあるし、責任を取ることもできます。

一方の僕は、リカバリーする力も無いし、責任を取ることもできません。そのため、「言われたこと以外はやらない」「気を利かせない」ということを徹底しています。

ただし、「気を利かせない」ことばかりを意識していると、いつまで経っても「有能」にはなれません。できれば、なるべく早く「有能」になりたいですよね。つまり僕にも「働き者」精神を発揮したい時があるわけです。

それではどうするかというと、僕は、現場であまり忙しくない時間に質問をしたり、過去に気を利かせたくなった場面について「どうするのが正解だったのか?」を聞いたりするようにしています。何が正解だったのかを知れば、次に同じようなことが起こった時に自信を持って気を利かせることが出来るからです。無能な働き者は必ずしも悪ではなく、働きどころ・やる気の出しどころを間違えないようにすれば良い、と僕は考えています。

これは公共ホールでの仕事だけではなく、別の仕事でも生きることだと思います。この経験を胸に、今後もTooonでの仕事を頑張っていきます。


さて、ミニコラムはこのあたりにして、本題のリリースノートにまいりましょう!

……と行きたいところなのですが、先週は外部に公開した情報が特にございませんでした🙇‍♀️

通常のTooon社の週報では、1週間の社内の動きをサマリとして発信しています。

もしTooonに興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、ぜひ過去の週報を見ていただけると嬉しいです🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️(ミニコラムも毎回掲載しております……!)

来週は週報でTooonでの出来事を発信できるように頑張りますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします💪


Tooonは現在招待制により運用をしています。Tooonの登録には、既存ユーザー様からの招待か、仮登録をしていただく必要がございます。

招待コードをお持ちでない方は、下記のリンクよりお気軽にご登録くださいませ。(※メールアドレスを入力するだけで完了いたします。)
👉 仮登録をする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?