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苦手の話

「わたしトマト苦手なんですよねぇ〜」
という後輩とトマトを切りながら一緒にサラダを作ってきた。


わたしはトマトが好きだから
「なぜ?こんなに美味しいのに?」と疑問に思う。
後輩は酸っぱいのと、どろっとしているところが苦手らしい。

たしかに、
スーパーで買うトマトは酸っぱい。
完熟を待たないで収穫されるからって聞いたことある。
そりゃ酸っぱいよな。


でも夏の暑い日に
真っ赤になっているのをもいで
ちゃちゃっと洗ってそのまま食べるトマトは
甘くて美味しいんだよなぁ🍅


って話をしながら
もしかして
苦手って思うものって
あんぱんのパンのところだけ食べて
「わたしはあんぱんが苦手です〜」って
言ってることあるのかもって思いました。


あんこまでたどり着けてないけど
あんぱんってものを知っている気になって
わたしはこれが苦手〜
ってしちゃってるかんじ。


あんぱんが好きな人からしたら
「いや、まだあんこ食べてないじゃんか、
1番美味しいところ!」
って思うのかなぁ〜


苦手をなくそう!とか克服しよう!
っていうわけじゃなくて

でもそうやって
苦手としちゃったその先に
めちゃめちゃ好きなものが見つかるかもしれないのに
その可能性の芽を摘んでしまってるのは
自分自身なんだろうなぁ〜

だから苦手はない方がいいんだろうな、
物事をフラットに見る、フラットに捉える


苦手と思ってたことって
ただ知らないことが多かっただけ
ってものはたくさんある気がする。

特に「苦手な人」に関しては。

苦手ということで
それ以上知ろうとすること、体験することを辞めるから
好きにならないんだろうな〜


食べ物も人も物事も
ちゃんとあんこまで食べたら
なんでも好きになるのでは?極論。

となると
好きは知識量と比例するのかな。

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