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文化の日、文化的な体験

好きが先か知識が先か

いつもお世話になってる方にこお誘いしてもらって
お味噌を作りに行ってきました。


ただ麹と塩と大豆を混ぜるだけじゃない
お味噌の歴史や種類のお話し
先生自身のことや経験、
教えてもらうというよりも
先生の人生の中のひとつをシェアしてもらう
そんなかんじでした。


情報と感情のバランスが絶妙ななんだろうな



お味噌は冬に仕込んで夏を越させるもんだと思ってたけど
今の夏の暑さは
麹が熱中症になっちゃうんだって。
人間みたいだよね、愛おしい。

だから30度以上が2〜3日続くようになったら
冷蔵庫に入れるのがいいって。
何月何日にってわけじゃなくて

今回仕込んだ味噌は桜が咲く頃に味見をする
豆味噌は金木犀が香る頃に仕込む


そういう季節とともに生きている感覚?
季節のうつろいを感じられる五感を持っていて
それに気がつけるってのが
大人の余裕があるってかんじがして
とても憧れる。


せわしく生きるのではなく
その時その時をちゃんと止まって味わえる
ちょっとした変化に気がつける
デジタルに頼らない
だけど正確なものを知っている人は
人間として尊敬するし
その修得の仕方を教えてもらいたくなる。


先生が教えてくれる
味噌のこと、発酵のことは
「へぇ〜!!!」ってことがたくさんあって

好きだから知りたくなって知識をつけようとするのか
知識が必要で、勉強するうちに好きになるのか

どっちなのかなぁと考えたけど
どちらとも根底にあるのは
「興味」ってことなのかなと

季節外れの暖かさの日差しを浴びて
うとうとしながら電車にゆられて
夢と現実をいったりきたりしてたときに
ふと思いました。

そして忘れない様にメモしたけど
そのメモが意味不明で
解読するのに夜遅くまでかかりました(笑)


米に麹をまぶすことを
破精込む(はぜこむ)って言うんだって。
まぶす、付ける、からめる
何かと何かを合わせるのを表現する言葉は色々とあるけど
破精込むってのはまだイメージがつかない。
これは麹を作るところを見たくなってきたぞ。

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