ピアノを「たくさん弾く」ということ
どうしたら、ピアノがすらすらと弾けるようになるのでしょう?
私たちは、新しい技術を身につけるとき、たくさんの経験を積んでできるようになります。
たとえば、言葉を話すとき。
みなさんはどのように言葉を話せるようになりましたか?
まだお話ができない小さな子どもは、周囲の人が話している言葉を毎日くり返し聞いて、意味を理解し、「まんま」「ごはん」などと話し始めます。
大人になってから英会話を身につけるときも、「獲得したい言語圏にいけば自然と身につく」とも言われ、毎日触れることがいかに技術獲得に大切かを物語っていますね。
ピアノの技術も、いろいろな音楽に触れ、楽譜を見ながら「弾く」経験をくり返すことで、すらすらと弾けるようになっていきます。
バスティン・メソッドは、「たくさん弾く」を、楽しく無理なく取り組めるようにつくられています。同じ曲を弾けるまで何度も練習するのではなく、スモールステップでラクに弾ける短い曲がたくさん。
同じ要素が盛り込まれた別の曲をたくさん弾いて、楽譜=鍵盤=指の筋肉感覚を連動させ、ピアノを演奏するための技術を確実に身につけていきます。
ひとつの曲を練習するときも、ひとりで弾いたり、伴奏に合わせて弾いたり、テンポを変えて弾いたり…。
補助教材アプリ『バスティン プラス』にある機能で遊びながら、「気が付いたらたくさん弾いていた」ができると良いですね。