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君もカタン島に入植しようよ!♪

 このページは、最近私がドップリとハマっている「カタンの開拓者」の楽しさ・魅力、そしてそれを通じてゲームの内容を紹介したいと思っているページです。

 もし、このページを見て、少しでも「カタンの開拓者」って楽しい!と思って貰えたら、とても嬉しいです。

 そして機会がありましたら、一度一緒にこの「カタンの開拓者」で卓が囲める事を願って…(笑)

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 ところで、本当に今更(2004/7/4現在)ですが、今私は「カタンの開拓者」にハマッているんです。なんでそんな事をワザワザいうかといえば…

 2~3年前に日本では(スト2、バイオハザードの)カプコンがボードームを日本語に翻訳したり、プレステ、ネットゲームに移植したりして流行らせたそうです。
私にはそんな事は知りませんでした(笑)

 1995年ドイツ大賞や年間大賞を受賞したそうですが、そんなのも知りませんでした(笑)

 そんな世界的動きが「カタンの開拓者」を遊んで分かったワケですが、そんな事を無視しても十分に面白かったんです。カタンの開拓者は(笑)

どこが?(素朴な楽しさで言えば…)
●コマが木製なんですけど、触りごこちが良くて素朴な感じがいいです。
●道を伸ばしたり、家を建てたり、都市に育てたりするのが楽しいです。
●プレイヤー同士の物々交換や、その交渉をするのも楽しいです。
●自分の手番でなくても、自分の土地から資源が湧くのが楽しいです。
●お邪魔虫の"盗賊"を使って、他プレイヤーを邪魔するのも楽しい。
●毎回毎回カタン島の地形が変わってて楽しいです。
●60~120分程度の時間的手頃さも良かったりします。
 (負けても何度でも挑戦できる手軽さが嬉しいです)

 いきなり、世間や楽しさばかりを語ってもよくわからないと思いますので、「カタンの開拓者」がどんなゲームなのか簡単な紹介したいと思います。

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 プレイヤーはカタン島(上図)の入植者となって、誰よりも先に開拓し切った人が勝ちです。

 開拓したモノにはそれぞれ点数がついていて、合計10点がゴールになります。そして誰か一人が10点に達するとゲームは終了になる、そんなゲームです。

 開拓といっても下図のような道や家を建てる感じです。

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ゲーマー的視点でのゲーム的面白さならこんな感じ…
●みんなの状況がオープンなので、他人の状況などがわかって楽しいです。
●交渉で協調しつつ、自分を勝つよう思案する駆け引きが楽しい。
●最初の配置で、攻略プランを練り出すのも楽しいです。
●盗賊に怯えながら、手札を削るのが楽しい(ちょっとマゾッ気?…笑)。

 いかがですか?
 もし面白そうな感じがしたら嬉しいです。
 ぜひ、カタンをプレイしてみてくださいね。
 きっと楽しいですよ。

 もっとカタンの事を知りたいなら、下をご覧下さい。
 もう少し細かいところまで説明したいと思います。

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■さぁ、君もカタン島へ行こう!
カタンの開拓者、ちょっぴり説明

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 下図は、カタン島にこれから入植するイメージ……。

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 プレイヤーたちはカタン島の入植者となって、カタン島での開拓を競い合います。 そして、誰よりも先に開拓し切った人が勝ちとなるゲームです。

 具体的には、開拓したモノにはそれぞれ点数がついていて、合計10点がゴールになります。誰か一人が10点に達すると、10点に達した者の勝利。ゲームはその時点で終了になります。

 開拓して発生する得点には「建設物」「称号」「投機」の3つがあります。
建設物は「家」「都市」。称号は「最長街道」「最大兵力」。投機は「得点カード」によって得られます。
 投機は後述します。

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 建設/開拓をどうやってするかというと『資源』を消費する事によって行います。
 土/木/羊/麦/岩という5つの資源があり、それらの資源を消費する事で家・都市・道・開発カードを得る事が出来ます。
 建設したい建物に応じて必要となる資源は異なりますのでレシピを見ながら建設する事になります。

 下図が、そのレシピになります。

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 道なら「木」「土」の2つの資源が。
 家なら「木」「土」「麦」「羊」の4つの資源が。
 都市なら「麦」「麦」「岩」「岩」「岩」の5つの資源が。
 開発カードなら「麦」「羊」「岩」の3つの資源が必要になります。

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 『資源』は、その属性に属した土地(タイル)から涌き出ます。
 その涌き出た『資源』を得るには、土地(タイル)に家(もしくは建物)を建てる必要があります。

 資源は、カードという形で手渡されます。
 下記がそのタイルと資源カードの対比です。

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 家の建設
 家は、下図のように土地(タイル)と土地(タイル)の繋ぎ目(頂点)に建設します。しかも隣同士には家を建てる事が出来ません。

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 家は3つの土地(タイル)に隣接する事になる為、3つの土地(タイル)からそれぞれの資源を得る事ができます。

 『資源』が涌き出るタイミング
 『資源』は、自分の手番、他人の手番に関わらず湧きます。

 手番の人がサイコロ2つを振り、2つの出目を足します(2~12の値になる)。
 土地(タイル)には、2~12の値のマーキングが施されています。
 サイコロの出目と同じ値の土地(タイル)から資源が沸きます。
 (例外:出目"7"が出た場合は資源が湧かず、盗賊を移動させます。後述)

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投機[開発カード]
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 英語だと『Development Card』。カプコンのだと『チャンスカード』他の日本語訳だと『開発カード』らしいです。
 カードは「麦」「羊」「岩」資源3つを支払うと購入できます。
 上図がカードの裏です。カードは山になっていて伏せられていて、上から取ります。

 カードの種類は3つ「兵隊」「得点」「独占」「街道建設」「豊作」に分かれます。

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【兵隊】__:盗賊を移動させる事が出来る(出目7と同じ事を起こせる)。
【得点】__:1点獲得できる。
【独占】__:宣言した資源を全プレイヤーから根こそぎ奪う(凶悪です)。
【街道建設】:資源を消費する事無しに道2本配置できる。
【豊作】__:欲しい資源を2つ自由に得る事が出来る。

 開発カードは、貰った時点では使えず1ラウンド寝かせねばなりません。
 次、自分の手番になった時からはいつでも使えます。
 しかし、2枚あっても使用出来る開発カードは1枚のみです。
 (得点カードの場合のみ例外で、一度に何枚も出す事が出来ます)

 家や都市を建設しつつ、開発カード(投機)に走るのも面白いです。
 なんたって引いたカードの中身を知るのは自分だけです。
 脅しに使いましょう(笑)

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■盗賊の説明 [出目"7"の恐怖]
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画像12 盗賊は初め何も資源を生み出さない「砂漠」にひっそり暮らしていました。 しかしプレイヤーがサイコロで"7"を出したり、開発カードで「兵隊」を使ったりすると、移動を始めます。

 移動を行うのは出目"7"を出したプレイヤーか、開発カードで「兵隊」を出したプレイヤーが、どこに移動させるか決められます。

 移動はカタン島内ならどこでも配置しても良いです。 配置は土地(タイル)のど真ん中に配置します。
 図のようにプレイヤーの家や都市の建ってるところに置きましょう。

 盗賊を置くと、その土地に隣接したプレイヤー1人から資源を1枚ランダムで貰えます。 そして更に、その土地から資源が湧かなくなります!
 盗賊が湧いた資源を一人占めしてしまうんです。怖いですねぇ~
 この盗賊をバンバン使って、トップを独走してるヤツを邪魔しましょう(笑)

 ちなみに出目"7"が出るとブゥーイングの嵐です。
 理由は、「出目"7"が出た時、手札の資源カードが7枚を超えたプレイヤーは場合、資源カードの枚数を半分にする」ルールがある為です。

 ゲーム中、常に7枚を超えないようバーストしないよう必死になります。
 「半分削れるくらいなら、適当に消費した方がマシだ」とかまるで税金対策のように考え込んでしまいます(笑)
 このルールはサイコロを振ったプレイヤーにも適用されますので、ガクガク ブルブルの恐ろしさです(笑)

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最後に…
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 ここまで説明したモノの「じゃぁプレイヤーの手番の時、一体何が出来るんだ?」と思われたかもしれませんので簡単に説明させていただきます。

 まずスタートプレイヤーは年齢の高い人から、時計回りに始めます。 そして、家を2軒建てます。それからゲームスタート。

 手番の人はまず最初にサイコロを振り、出目の場所から資源が湧きます (手番のプレイヤーに関係なく、自分の家近辺から湧いた資源はゲットできます)。
出目"7"が出た場合は、盗賊の欄に書いたような内容の事を行います。

 次に「建設」と「交換」が行えます。
 『建設』については、先のレシピの通りに行います。

 『交換』は3種類あります。
1)プレイヤー同士と資源を交換する事です
 (この交換は交渉も含みますし、レートはゼロで無い限り自由です)
2)同じ資源4つを捨てると、好きな資源1枚を得る事が出来ます。
3)カタン島の端に港がありますので、そこに家を建てる事で外と交換が出来ます。

 「サイコロ振り」「交渉」「建設」が終了したと判断したら、次のプレイヤーにサイコロを渡して、手番が終了します。

 後は、アナタがこのカタンをプレイするだけです。
 もしよかったら、カタンをプレイして見てください。楽しいですよ。

 最後に下の写真は終盤のカタン島です。

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END

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■まとめ・所感
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 ハマったモノの友達が少ないと厳しいですね。
 自分が個人的に好きな遊び方を最後にご紹介いたします。

それは「5~6人でもあえてスペシャルビルディングフェイズを入れずにプレイする」です。

 「カタンの開拓者」は3~4人でゲームするのをベースにしています。
 しかし拡張パックが発売されており、5~6人まで対応可能です。

 5~6人で遊ぶ場合、7の出目が出易くなる為か「スペシャルビルディングフェイズ」という資源を消費するタイミングがメッチャ増えます。優しくなってますがプレイ時間は大幅に伸びますし、7枚を超える事はほぼなくなりました。

 そこであえて、5~6人でプレイする際に「スペシャルビルディングフェイズ」を入れないでプレイするのを自分は推奨しています。

 カタンの開拓者プレイして貰えたらそれだけで嬉しいのですが、多人数でスペシャルビルディングフェイズナシプレイも機会があったらぜひ試してみてください!!


おわり。

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