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すべてはRubyから -Rubyが導いたキャリアの最終地点 ProductHR-

こんにちは、stmn, inc.のProduct HRのTooka_91です。
2024年2月に入社し、プロダクト採用室のProduct HRとして活動しています。絶賛試用期間中。(Product HRは下記資料をご覧ください。)


このnote記事は、スタメンnoteリレーの5日目です。

当社もGold Sponsorを務める、RubyKaigi2024 @ Okinawa がいよいよ来月5/14の開催が迫ってきたので、個人的なRubyへの思いを書きたいと思います。

簡単にバックグラウンド紹介

新卒で自動車系メーカーに入社し、IT部門で開発を経験、その後株式会社Misocaに入社しHRを経験。その後は一貫してHRとして、弥生株式会社、Mo株式会社マネーフォワードを経て、スタメンに入社しています。

Rubyとの出会い

当時新卒で自動車系メーカーに入社しIT部門で働きつつ、豊橋の大清水というところに住んでいました。(周りは田んぼがほとんど)

IT部門で、社内の業務効率化するITツールを開発等をしていたものの、エンジニアの基礎となる知識や経験が全くなく、週末にインターネットで調べたり、豊橋駅前の精文館(とても良い本屋)に通っていました。

ここでのIT部門の経験は、エンジニアリングの力で世の中の無くすべき・無くすことのできる辛さやを解消していきたいという現在までの思いに繋がっています。
またエンジニア一人一人の力で、ITの恩恵を受けたユーザーの目の前の世界を変えることができるという原体験を少しでも持てたことは非常に良い経験でした。

そんな中、勉強の過程でインターネットを見る中で、Web系の開発やカルチャーは楽しそうだなという雰囲気を感じ、その中でもRubyという言語は、自分自身の目には一番楽しそうな雰囲気を発しており、目に留まりました。

そうした中で、週末の本屋通いの中で、下記の書籍が目に留まり、思わず購入しました。(表紙のビジュアルの良さと、プロを目指すという語呂感の良さに惹かれてしまった。)

自分の経験の浅さから、書籍だけだと飲み込めないことが多かったので、知識を持っている人に質問したりしながら業務とは関係ないアプリを作ってみて、Rubyの開発を少しかじり始めました。

もっと情報を仕入れたいなと思っていたところで、エンジニア業界にはテックイベントなる慣習があることを知り、connpassで参加できそうなイベントを探していました。

その中で株式会社Misoca(現弥生株式会社)という会社が、名古屋にあることを知り、かつRuby biz Grand prixの大賞を受賞するなど、業界内でも知名度があることを知りました。

Web業界へトライしたいという気持ちが強まっていく中で、ご縁があり、Misocaの方からちょうど枠が空いていたHR領域にトライしたかったら連絡を欲しいともらい、悩んだ結果この業界に挑戦することに決めました。

HRとしての活動

その後は、一貫してHR領域で中途採用をメインに活動してきました。

MisocaはフルリモートがOKだったため、働き方の意味でも衝撃がありました。物理的な距離感を感じさせない働き方やその仕組み、全国の人が活躍できる舞台を作れるという意味でも、ますますこの業界が好きになっていきました。

インターネット的な雰囲気や振る舞いは、自分の性格ともマッチしている感覚が強くあり、働くこと自体がどんどん楽しくなっていきました。

すべてのキッカケはRubyという言語だったものの、自分がHRとして成長することで多くの人に活躍の舞台を作れるという使命感が生まれ始め、またそのプロダクトが世の中にもたらす影響力にも強く魅力を感じました。

その後、弥生株式会社への合併が決定し、自分自身は生活拠点を関東へ移し、これまで経験のなかった東京での採用、中途採用全般を経験させてもらい、現在のベースとなる基礎力を身につけることができました。

当時は東京の採用をメインに活動していたため、改めて誰でも活躍できるような舞台を作るHRの活動をしたいと思っていたところ、MoneyForwardから名古屋開発拠点の設立にあたり、採用担当としてのご縁があり入社しました。(東京に生活拠点を置き、東京と名古屋の担当をしていました。)

さらに広がっていく目の前の世界(全国の拠点の活躍、グローバル採用、世界を変えるSaaS)

MoneyForwardに入社して、あるタイミングから東京と名古屋だけではなく、大阪・京都の開発拠点の担当もさせていただきました。

そこでは、会社の重要事業を各開発拠点のメンバーが牽引し、さらには新規プロダクトを立ち上げて、エンジニア組織も拡大、採用のニーズもどんどん広まっていく状況でした。

事業が大きくなると、新卒の採用やインターンの採用、またそれを見てエンジニアを目指す人が増えていくという好循環、その地域に優秀なエンジニアが留まることで地域が活性化されるということも非常に魅力的に感じました。

さらには、グローバル採用も始まり、全世界から優秀なエンジニアが集まってくるという瞬間に少しの間ですが関わることができ、良いプロダクトを作り世の中に価値提供していくためには、地域や属性に関わらず、多くの人を巻き込んでいくことで、より大きな挑戦をしていけるのだと改めて痛感しました。

さらにSaaSが世の中にもたらす価値や、性質上の誠実さ、またそれがもたらす組織カルチャーにもさらに惹き込まれていき、SaaSという領域でさらにHRとして大きな価値を出していきたいという思いがより強くなってきました。

全てはRubyから始まったキャリアの最終地点

現在は、株式会社スタメンで、プロダクト採用室のProduct HRをやっています。

スタメンではこれまでの経験や思いをすべてぶつけていきたいと思っているし、その環境があると思っています。
プロダクトの文脈ですと、スタメンのTUNAGというプロダクトは、「デスクレスSaaS」です。

日本の就業者の約半数ほど入ると言われているノンデスクワーカーの方々に向け、業務のDXや組織エンゲージメント向上まで、オールインワンで価値提供をしていけるプロダクトです。

自分自身がかつて、ITの力で目の前の世界が変わったように、まだITの恩恵を受けることができない方々に向け、価値提供していくことはこれまでのキャリアの集大成に相応しいプロダクトだと感じています。(特にVertical SaaSではないため、業界問わずそれぞれのペインに合わせて価値提供をしていくことができるのが魅力的に感じています。)

またHR(採用担当)としては、これまで経験を一周できた感覚があり、キャリアについて具体的なアイデアがあるわけではないものの、スタメンを一つの区切りにできると良いなと思っています。

居住地に問わず多くの人が活躍する場面を数多く見てくる中で地域属性に捉われず、より大きな価値提供をしていくという意味では、ローカル発の企業が、SaaS企業・テック企業としてのトップランナーを目指していく場面に立ち会いたいと思っています。

現在は東京と名古屋に拠点がありますが、個人の思いとしては全国から仲間を集めより大きな挑戦や活躍の機会を作りたいと思ってますし、世界中から仲間集めをできたらもっと楽しいだろうなと思っています。(あくまで個人が思っていることです。)

エンジニアだけではなく、SaaSという領域により多くの人が興味を持ってトライしてもらえる状況を一個人としても作っていきたいです。

2024年1月からCTOに就任した野口(私の直属の上司)は、Ruby経験25年選手で、自分のキャリアの起点からこれまでに不思議な繋がりを感じています。

※野口の登壇資料より引用:三代目CTO at stmn, inc. / CTO at stmn

最後に

stmn, incは、RubyKaigi 2024で、Gold sponsorとブース出展をします。参加される方は、ぜひ現地で交流しましょう!!

またプロダクト採用室では、仲間を探しています。ご興味ある方はぜひご応募ください!
お待ちしております。(チームメンバーは私一人で寂しいので、熱望しています!)


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