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Spicy Sessions with 川崎鷹也(と乃木坂46 中西アルノ)

今回は川崎鷹也さんをゲストのセッションでした。
初めて聞く川崎さんの声はとても聞きやすくて、Xの非公式アフタートークでは「玉置浩二を次ぐもの」と言われていましたが、ワシ的には屈託の無さ過ぎる高橋優さんか、もっと前の南こうせつさん(風貌も含めて)的な印象を持ちました。とてもスキな声ですね。

で、アルルは今回もあたふたしながら川崎さんとHYの「366日」をセッションしたわけですが、毎度書いているように今回のセッションも素晴らしかった。

今回は番組編集としてこれまでと比べて打ち合わせシーンを長くとっていた印象で、打ち合わせする中で黒沢さんのアイディアがどんどん溢れてきて、それを受け取った川崎さんは「ふむふむ」的な対応だったけれど、アルルは困ったふうで川崎さんに「泣いてない?」って聞かれてた。そんなアルルでしたが「わかりました」と腹をくくって臨んだセッションではきれいなハーモニーを聞かせてくれてて、これまでよりもバンド演奏にノってたし、なによりセッション相手のことを観察しながら歌ってたのが、なんだか成長したよなぁって素人ながら思って聴いてました。
セッション後に黒沢さんが川崎さんについて、めっちゃ相手に合わせて歌ってたことを指摘し、それについて川崎さんも色々と工夫したと返していたから、長年やってるそんなプロの技をアルルも早く吸収してくれたらいいなって、セラミュ舞台での経験も含めてそういう環境に立っているんだから、それを活かしてほしいなって思いました。

この収録はセラミュ前だったけれど、舞台稽古からの本番を経てアルルの歌がまたこれまで以上に成長してきたんじゃないかって思い、次回以降の収録分放映が楽しみですね。

んで、黒沢さんの思いつきでアルルもバンドに参加することとなり、ドラムの方のおすすめで担当はタンバリン奏者として参加してましたけど(黒沢さんが歌のアレンジをしてる後ろでドラムの人と演奏についてうちわせしているアルルはバンドの人達に可愛がられているんだなって観てて嬉しくなった)、これが曲の楽しさも相まってアルルがめっちゃ楽しそうにしてたのは、ファンとしても楽しかったし嬉しかったですね。ワシも若い頃バンド的なものを演った経験があるけれど、みんなの音が合わさって下手くそでもなんとなくグルーヴっぽい雰囲気が生まれたりするととても楽しかったという思い出がありますわい)ステージ上にいる人達はもちろん、会場の観客の人達やテレビの前にいたワシもとても楽しかったコブクロの「轍」は今回のベストセッションだと思いました。

ラストのアルルソロは「Hello, Again 〜昔からある場所〜」は正直当時オンタイムで聴いてきた世代的にはオリジナルのほうが良かったし、歌の出だしはちょっと不安定気味で少し残念な感じでした。
しかしながらサビ前くらいから歌が安定してきて、アルル独自の歌唱の魅力も感じられて、これはこれで良かったと思います。まあワシがいろいろと述べた感想よりも、Xのアフタートークで黒沢さんたちが語ってた感想のほうが正しいだろうし、それはアルルを褒めてたから大正解なセッションだったんでしょうね。

今回川崎さんとセッションした「366日」をサブスクで検索してみると、オリジナルのHYさん feat.川崎さんバージョンが見つかったので聴いてみたわけですが、流石に歌はオリジナルの声の太さや声量が素晴らしく、今のアルルでは太刀打ちできないと感じましたね。で、一緒に歌ってた川崎さんですが、番組で聴いた声の印象では上に書いてる通り南こうせつ的な優しい感じだったのが、この曲ではちょっとR&B風でテレビでは知ることができなかったかっこよさがありましたね。コブクロの「轍」もオリジナルを聴いたけれど、こちらも素晴らしいと思いつつ、やっぱ番組での演奏で感じた楽しさのほうが一枚上手だった印象です。

乃木坂加入直後のクセがありまくりだと感じたアルルの歌い方も、最近はそのクセも若干影を潜めつつ、かなり聴きやすくなった気がします。昔から地声からファルセットへの移ったりするのは上手いと思ってるから、あとはもう少し太い声が出せるように、低音がもっと響くようになればアイドルから抜け出して歌手としてずんずん前に進んでいけるのではと素人ジジイが勝手に考えているわけです。

いやあ、この番組はとてもよいですね。6月に過去回の一挙再放送があるらしいから、録画がうまく行ってなかった第一回目を忘れずちゃんと録画しようと思います。
それにしてもスカパーのTBSチャンネルはアンダラ公演配信を放映したり、6月には5期生版セラミュ配信も放映するし、この番組も毎回構成をブラッシュアップしながらハイ・クオリティーな番組を放映するしで、これらを見るだけでも金払う価値ありまっせ。みんな登録しよう。

ということで、また書きますね。


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