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全部 夢のまま(乃木坂46)

斎藤飛鳥さんの卒業コンサートが終わって、乃木坂以外では存在し得なかっただろう特別なアイドルとしての彼女についてなにか書きたいなって思ってるんだけど、なかなかまとまらないなか、たまたま目にしたTwitterをみてちょっと思いついたことを書きます。

ワシも「全部 夢のまま」が大好きで、メロディーも素晴らしいけどちょっと昭和のディスコっぽい、それからファンクなカッティングギターとかブラスのアレンジがもう100%カッコいいです。ちなみにこれをツイートされた成瀬英樹さんはこの曲を作曲された方で、ご自身のYoutubeチャンネルでこの曲について解説もされています。

ライブではもちろん表題曲を始め飛鳥さん自身のセンター曲が多いなかこの曲も披露されていましたが、齋藤飛鳥が好きな曲ってことで選ばれたんでしょう。

で、歌詞はクセが強い彼女に翻弄されてる主人公がその対応に疲れて、今までのことが全部夢で、昔のような友人としての楽しい時間をすごしたいなっていうような内容だけど、齋藤飛鳥さんが「今一番好き」だと語った気持ちは、乃木坂46で過ごしてきた11年間は、全てが素晴らしくて全部夢を見ていたような時代だったってことじゃないかって、そして本当はそんな時間がそのままずっと続いて欲しいっていう気持ちや、もっと言えばおねえさんメンバーに囲まれて甘やかされながら、そして年少組同士でわちゃわちゃしながら楽しく過ごしてきた時代へ戻りたいっていう気持ちもあるんじゃないかって勝手に妄想しました。

卒業スピーチで「あまり学校にも行っていなかった」って語ってたように集団行動に馴染めずひとりぼっちだった彼女が乃木坂に入ることで、そこで出会ったおねえさんたちをはじめとするさまざまなメンバーや多くのスタッフに愛され、その後は自分がしてもらったこと、そのときに受けた愛情を後輩メンバーへ与えていこうとしてきた時間が、ほんとうに齋藤飛鳥ってひとにとって、ずっと昔の自分を思えば夢ような、もちろんつらいことや悲しいこともたくさんあったんだろうけど、それ以上にとてつもなく素晴らしい時間だったんだってことですよね。

私はあんまり人とも深くかかわらなかったり、内緒ですけど、学校もあんまり行ってなかったので、乃木坂で一緒に過ごした1期生のみんなはやっぱり、同期としてすごく心が通ったなと思った瞬間があったり…、でも今はやっぱり、乃木坂46を守ってくれている後輩の子たちがすごく大切です。

齋藤飛鳥卒業スピーチ

「乃木坂46を守ってくれている後輩の子たちがすごく大切です。」って言葉に、乃木坂に関わる人達に対する、特に現メンバーに対する信頼と期待、そして乃木坂46というグループに対する絶大な愛情を感じました。

そんなわけで、齋藤飛鳥さん、卒業おめでとうございます。

これからのご活躍も大いに期待しておりますよ。

この曲のセンターよだちゃんを始めとする、みなみちゃん&あやめんのフロントは可愛すぎるのは言うまでもなく、それ以上にMV最初の「Nogizaka46 PRESENTS」っていうタイトルの出し方を含めた全体が映画を意識しててチョーかっこいいので、(もちろん未見のひとなんていないでしょうが、そんなヒトはもう一度と言わず何度でも)ぜひ見てください。

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