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川島明 そもそもの話(ゲスト 乃木坂46 弓木奈於)

最近は「イワクラと吉住の番組」で五期生が非常に丁寧に紹介されていたけれど、ラビットで暴れまくった弓木の奈於ちゃんがそのラビットMCの川島明さんのラジオ番組に出演してて、聞いてみるとこれまたとてもイイ内容でしたので感想をちょっとだけ書きます。

まずは川島さんが上手い。なおちゃんの話しぶりを聞いてても思ったけれど、二人の間には信頼関係があるんだろうな。
ほっとくと話の行方がわからなくなるなおちゃんをうまく誘導しつつ、的確に突っ込んだりしながらいろんなエピソードを引き出していた川島さんのテクニックには関心しました。

これまでも聞いたことがあるオーディション時や鈴木絢音さんとのエピソードもあったけれど、途中から川島さんから水を向けられてごくごく自然に京都弁になったなおちゃんの話は普段よりも饒舌で語り口がスムース。そんな彼女の話から家族思いで他人に気を使うやさしいなおちゃんのことがよくわかりました。テレビで見せる暴走しがちな彼女とはちがう本音の彼女が、やわらかい京都弁を通して語られた感じでしたね。

あれだけ美人でスタイルが良くて性格もよい彼女だけれども、ずっと劣等感を抱えているってのは本人しかわからないことだし、そんな彼女の突拍子もない言動を適度にスルーしながら受け入れる乃木坂っていうグループはやっぱり良いなぁって思います。

もしあのときお母さんに背中を押されてオーディションを受けていなければ、京都と秋田で生まれた二人が巡り合うこともなかったんだろうし、その後の鈴木絢音さんとの素敵なエピソードはなかったんだろうなって、人の縁とは不思議なものだなぁなんて思いつつ聞いてました。
なおちゃんの夢を実現させようとして背中を押したお母さんのことについて、大好きなおばあちゃんが「私はとんでもない女を生んでしまった」って言ってたとギャグにしてたけれど、本当はとても尊敬していることがよく分かりました。
特に研修生時代に弟たちから「ニート」だと冷やかされたときにお母さんが「おねえちゃんは夢を追っかけているんや。それってめっちゃかっこええんやで」と激怒したっていうエピソードを聞いて、そりゃ今のなおちゃんがあるのはお母さんの影響大だし、その行動に感謝しするのは当たり前だわいと聞いてて目から汗が出てきた気がします。
オーディション応募のための写真撮影エピソードについては、東京の大学へ通うためにひとり上京していた彼女の部屋にお母さんが突然やってきて写真をとり「それで応募しいや」って去っていったって話していたけど、今回の話とは微妙にシチュエーションが違うなって思ったけど、それって本人が言ってた記憶力が弱いことが原因だろうからまあ気にしない。

最後に番組ではエピソードトークの合間に乃木坂の曲が挟まれるんだけど、研修生時代にいろいろと悩んで毎晩泣いてアイドルになるのをやめようと考えていたけれど、お母さんも一緒に悩んでくれたことに助けられてそのまま続けたって話の後に「ゆっくりと咲く花」が流れたりしたらそりゃ聞いてるこちらは泣きますよ。
スタッフ、分かりすぎ。ずるい。

ということで、また書きますね。

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