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世界各国の貧困層を含め誰もが等しく学び、成長できる場所を創造する



ソーシャルグッドを実現し、日本が活力を失わず、未来においても世界に貢献し続けるためのプラットフォームを創造する。


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(144)

<株式会社WoW SPACE>
 2022年2月に設立され、神奈川県藤沢市の慶應藤沢イノベーションビレッジに本社を置き、慶應義塾大学発のベンチャーとして起業した。システム開発やアプリ開発を行い、外国人向けに革新的な日本語学習を提供するアプリサービス。および日本企業への外国人ダイレクトスカウトアプリサービスを提供する、資本金2250万円のEdTechのスタートアップだ。

日本語教育を担う、日本語学習者・就労希望者向けアプリ「WoW Academy」は、学習進捗やテスト結果に応じた「個別課題自動生成」機能を提供し、語学講義やシャドーイングメニュー※の他、すべての日本語学習コンテンツが無料で利用できる。さらに、登録企業からのダイレクトオファーの窓口とリアルタイム翻訳チャットを搭載したリクルートツールがバックグランド機能としてあり、学習の向上とともに就労への意欲にもなる。
企業向けの「WoW STEAM」アプリは、「生産拠点構築」や「販路拡大」などを目的として海外進出を計画する「先端日本企業」に向けて「海外高度人材のダイレクトスカウトサービス」の提供を目的として課金によるサービス提供をしている。

※「シャドーイング(Shadowing)」は、言語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法

300万人もいる日本在住外国人材は、生活上の諸問題から日本語学習への意欲は旺盛だが、受講料金が高いなど抱えている課題解決に、さらに親日意識を有する「インド圏」、日本での就労に積極的な「東南アジア圏」を対象に、高レベルの「EdTech日本語学習アプリ」を「無償」で提供し、「日本企業での仕事に興味がある高度人材」を登録。ギグワーク※やジョブ型雇用について積極的な姿勢の日本企業に対して、ダイレクトスカウトをサブスクリプションで提供するとしている。

※「ギグワーク」とはギグ(Gig)とワーク(Work)を組み合わせてできた言葉で、「短時間・単発でできる仕事」をする働き方

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★ さて、創業者は慶應義塾大学のSFC(湘南藤沢キャンパス)に通う大学4年生の三浦紘勇雅氏だ。これとは別に高校生の時に、自身のアトピーが地元の別府温泉で症状が緩和したことをきっかけに、温泉の成分を効率的に皮膚に吸収させる機器を開発することを思いつき”株式会社MITテクノロジー”を起業した経験がある。その折にスリランカ出身で別府にある立命館アジア太平洋大学の教授のニシャーンタ・ギグルワ氏との運命の出会いがあったようだ。

三浦紘勇雅氏

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◆ ニシャーンタ・ギグルワ氏はWoW SPACEのCTOを勤めているが、その繋がりからスリランカ政府との連携で、スリランカの退役軍人(30代)のおよそ40万人に対して、アプリを広める許可を得たり、アプリの開発もスリランカのペラデニヤ大学の卒業生エンジニアが立ち上げた会社に委託しているようだ。
日本語学習のコンテンツは、慶應の学生が中心となって制作し、さらに、立命館アジア太平洋大学、秋田の国際教養大学などと連携し、全体のカリキュラムをつくっている。

❤同社は、海外のエンジニアや大学関係者などの「大人世代」と慶應の学生などの「Z世代」が混成チームとして事業を進めている。21歳の三浦氏は、自身が未熟であり、学生だけでは社会人と戦えないと認識している。そのため、ファイナンスや工学的な知識は大人の方に埋めてもらい、一方で、学生を巻き込むことは重要で、Z世代がソーシャルグッドな取り組みを行うべきだと感じていようだ。

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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社WoW SPACE コーポレートサイト
https://biz.wow-space.jp/
◎WoW SPACEサービスサイト
https://wow-space.jp/
◎外国人材のダイレクトスカウト STEAM+
https://youtu.be/8jpxTZGXd5M?si=1i5HK_CNuemtZEox
◎コンセプト ペーパー
https://wow-space.jp/wp-content/uploads/2023/05/WoWSPACEConcept2023_A3hori.pdf

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